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2005/11/13

達っあんのこと

昨日逢ったのは、68歳になる僕のかつての国語の元同僚、達っあん。肝臓癌だが、再発が見つかると、土竜叩きのようにピンポイント摘出を繰り返して、僕と逢う時にだけ、大酒を呑み、矍鑠としている。大先輩なので口幅ったいが、僕が唯一、同僚国語教師の中で、文才があると感じ、文句なく尊敬する方である。退職されてから、俳句、漢詩の自由訳、松本清張ばりの、母との生き別れの秘密、そうして戦後の頗るスリリングな自分史、唾棄すべきこの現実世界への歯にもの着せぬ批評等を書き綴っておられ、もうかれこれ5冊に及ぶ。今回もその最新刊を拝受した。昨日は快飲に任せて、思い切って、小説をお書きになられてはと水を向けた。達っあんの卒論は梶井基次郎論で、当時の担当官は吉田精一であった。この近代文学の著名な学者は、彼に、僕の研究室に残らないかとしきりに言ったそうである。さもありなん。ちなみに、思い出したが、僕も卒論(尾崎放哉論)を出した折に、当時の担当官であった荻久保泰幸先生に、最後に「院に行くことは考えていないの?」と言われたのを思い出した。その時の僕の答えは、「英語ができませんから」の一言だった(神奈川への教職採用が決定していたせいもあるが)。さても、そんな奴が、八雲を和訳して悦に入っているのだ。だから世の中、面白い。達っあんの次号が楽しみである。

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