フォト

The Picture of Dorian Gray

  • Sans Souci
    畢竟惨めなる自身の肖像

Alice's Adventures in Wonderland

  • ふぅむ♡
    僕の三女アリスのアルバム

氷國絶佳瀧篇

  • Gullfoss
    2008年8月9日~18日のアイスランド瀧紀行(2008年8月19日~21日のブログ「氷國絶佳」全11篇を参照されたい)

僕の視線の中のCaspar David Friedrich

  • 海辺の月の出(部分)
    1996年ドイツにて撮影

Exlibris Puer Eternus

  • 猫の眼月
    僕が立ち止まって振り向いた君のArt

Pierre Bonnard Histoires Naturelles

  • 樹々の一家   Une famille d'arbres
    Jules Renard “Histoires Naturelles”の全挿絵

Air de Tasmania

  • タスマニアの幸せなコバヤシチヨジ
    2007年12月23~30日 タスマニアにて (2008年1月1日及び2日のブログ「タスマニア紀行」全8篇を参照されたい)

SCULPTING IN TIME

  • 熊野波速玉大社牛王符
    写真帖とコレクションから

忘れ得ぬ人々:写真版

  • ポンペイのドイツ人
    ブログ・カテゴリの「忘れ得ぬ人々」の写真版

僕の見た三丁目の夕日

  • blog-2007-7-29
    遠き日の僕の絵日記から

HP増設コンテンツ一覧(2008年1月~)

無料ブログはココログ

« 15年ぶりのゲーセン | トップページ | 梶井基次郎遺稿小説集 »

2007/01/13

明治6年横浜弁天橋の人柱

明治6(1873)年の8月の或る早朝、西戸部監獄から、一艘の舟が、静かに大岡川を下っていった。その舟には、当時の異人相手のラシャメンが産み落とし、不良となって逮捕され、収監されていた混血児の少年ばかり4人が縛られたまま、乗せられていた。行く先は、竣工間近の弁天橋の工事現場であった。彼らは、何も分からぬ内に、そこに掘られた穴に突き落とされ、そのまま生きながらにして、人柱と、された……
……忘れちゃあいけない、明治6年の話だ、江戸の話じゃあ、ないんだ……そうして、弁天橋とは、ほら、学校の行き帰りにも見える、あの桜木町の駅からすぐの、そうだ、君も渡ったことのある、あの橋さ……そうして、あの、君の踏んだ足の下に……今もその少年たちは……「いる」のだよ……人柱として……

« 15年ぶりのゲーセン | トップページ | 梶井基次郎遺稿小説集 »