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2007/02/11

兄の末期の眼

ミクシイの井上兄の畏友ジュンエイさん(=中村順英氏 弁護士・元日弁連副会長・静岡綜合法律事務所・静岡大学法科大学院実務教員)の「井上さんの壮絶死とMIXIの対応への疑問」という日記の「2007年02月10日03:40」のジュンエイさん自身の書き込みに、不当に消失させられた井上兄の自死直前のMIXIの日記の一部を読むことが出来る(MIXIなので未登録の方は僕が招待する)。

追記:上記で僕は「不当に削除」という言い方を使用した。ミクシイの今回の行為に対して、疑問を記載されたマイミクの方の日記に、コメントという形で僕の見解を示した。それを以下に転載しておく。なお、厳密にはinotarouさん(井上英作氏のミクシイにおけるニックネーム)のミクシイのページにアクセスすると、表示されるのは『申し訳ございませんがこのユーザーのページにはアクセスできません。』という不思議なダイアログである。実際に、マイミクの表示から、彼は消えていない。従って彼は、「登録削除」が行われているわけではない。しかし、現実に誰も彼のページにアクセスできないのは、文字通り実質的に「不当に削除」されたものと僕は表現したい。

この問題を私は議論する熱意を僕は今持っていません。
一言だけ言いましょう。
社会は真実としてのあからさまな「死」を嫌い、隠蔽します。「死体」はソーシャル・ネットワークに相応しくないのです。
そこにこそ大変な社会的欺瞞が存在するというのに。
あなたや私が、このミクシイの自身のページで死をほのめかして実際に自殺すれば、(恐らくそれを「何を思ってか」誰かが通報すれば確実に)同じことが起こるのではないでしょうか。

[やぶちゃん注:「通報」とは、ミクシイのユーザーが悪質行為・違法行為と判断したものをミクシイの運営事務局に連絡する行為を指す。それによって運営事務局が悪質行為=ミクシイの「利用規約」にある「禁止行為」であると判断した場合、『それらが含まれる全ての登録情報について本人の承諾なく削除、警告をおこなえるものとします。また再三の警告に応じていただけない場合ユーザー登録の削除をさせていただくこともあります。』と謳っている。この「禁止行為」を一覧する時、今回の場合、どれを適用したのかと推測すると、『・ 自殺、自傷行為、薬物乱用等を美化・誘発・助長する恐れのある言葉、その他の表現の掲載。』及び『・ 次に掲げる内容の情報を、mixi内の書き込み可能な箇所に投稿し、又はメッセージで送信する行為。』の『 (5) その他弊社が不適切と判断する情報。』及び『・ その他公序良俗、一般常識に反する行為。』の三項が考えられる。これらについて僕は逐一反論できるが、ミクシイの運営事務局はその規約で『削除結果に関する質問・苦情は一切受け付けておりません。』と初めから封じ手を用意していることと、引用コメント冒頭の通り、この最下劣なやり口に対して、僕は最早、闘争する価値も熱意も、残念ながら持っていないのである。]

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