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2011/03/17

楽観は犬死である

ついさっき、機動隊の放水車による放水が断念されたのは極めて深刻な事態であることを図らずも表明した。今日の自衛隊による決死の放水が何の意味も成さなかったことは映像ではっきりしている。水は放水高度が高過ぎて、霧となって飛散し、冷却の「れ」の字にもなっていない。それでも80ミリシーベルトを遙かに越える甚大な放射線被爆の中であれを行った自衛隊員に、僕は心から敬意を表する。80ミリシーベルト超過――これは数時間の被爆で急性白血病を発する放射線障害値なのだ。「直ちに人体に影響を与える」数値だということを知るべきだ。

無知な大衆は犬死にさせられるのか?

いや――僕らは無知ではない。

妊娠している方は、速やかに西に移動すべきである。胎児は放射線に有意に感受性が高い。「直ちに人体に影響を与える」ことなんか問題じゃない! 放射能の恐ろしさは中長期的な遺伝子への損壊、象徴される発癌性にほかならないのだ。プルトニウムを素手で掴んで皮膚が爛れて急性放射線病により死ぬことより、あなた方が恐れているのは「直ちに人体に影響を与え」ずにじわじわと貴方の体を、そしてあなたの子孫を蝕む怖ろしさではないか。それを恐れよ!

メルトダウンから連鎖的な爆発が起これば、関東も危険な場所となることは間違いない。そうなってからでは――パニックが生じてからでは――「疎開」は遅過ぎる。

しかし、僕は――ここに残る。それは別段生きたくないからだ。――母の死とともにあることを僕は望むからだ。――

しかし、あなた方のように、何らかの夢を持ちたければ――未来に子らの幸せな世界に希望を持ちたいのであれば(そう思わない者はいない)――今、僕は西へ向かわれることを、妊婦の方や、若い人々にはお薦めするのである。

僕は理系の人間ではない。

しかし、僕の言っていることは、決して非論理的ではないという確信がある。

何なら、調べてご覧なさい。数少ないが、心ある真の原子物理学の専門家が、僕の謂いを証明する記事を、ブログでちゃんと書いている。それを読めば、僕の言っていることが自虐的な世紀末的文学的愚劣ではないということは分かるであろう――

自身の人生は自身で選ぶ権利があるが、誰かに強要されて犬死するのだけは――嫌だね――特に近視眼的な上司の強要で犬死するのは――総ての企業公官庁の監督者は、勤務を命じた社員が万一被爆した時、総ての人間の放射線疾患や死までを労災認定する覚悟と金があるとでも言うのか?

――それでは最後に、皆さんの御多幸をお祈りする。

夢をお持ちなさい! そうして――そうして生き延びなさい――

何も起こらず、そうして飴のように伸びた蒼ざめた時間が続くとしたら……それはそれでいいじゃないか……命拾いだねえ……いや、僕は……そうは思わないが、ね……

そうしてもう一つ言っておこう――東電は最早、回復しない原子力発電への幻想の信頼のためだけの、この愚劣極まりない「無意味な」計画停電を止めよ! もう、お前はとっくに死んでいることを、知れ!――

では、随分、御機嫌よう――僕は『お前』を――信じない――

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