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2013/09/24

曼珠沙華逍遙

昨日、アリスの散歩でいつも行く裏のお寺の赤い曼珠沙華の大きな群落が一斉に花を開いていた……
赤い曼珠沙華の花言葉は……
 
「情熱」
「独立」
「再会」
「あきらめ」
「悲しい思い出」
「また会う日を楽しみに」
「想うはあなた一人」…………

帰り道、ぽつんと一つ、大輪の白いそれが孤高に山門の脇に咲いているのを見つけた……
白い曼珠沙華の花言葉は……
赤のいいとこどりだった……

「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」…………

アリスよ……
「想うはあなた一人」はおまえということにしておこうなぁ……



何となく調べて見たくなった――

〇曼珠沙華の葉を花期に見ないのは何故か?

ヒガンバナの葉は花が終わる頃に出るから。以下に詳しい。http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/mijika13.htm
 
田畑の畔のや墓地に多いのは何故か?

実用的民俗によれば、二つの理由がある。


「彼岸花 雑感集」(愛知工科大学電子制御・ロボット工学科教授野中登氏著)
http://www.aut.ac.jp/・・・/nonaka/12.html


のページより引用する。

『彼岸花が墓地や田の畦、土手に多く見られるのにはそれなりの理由がある。土葬の頃、ネズミや獣が土葬の死体荒らしをしていたようで、その対策に毒のある彼岸花を墓地に植えたようである。また、田の畦や土手にはネズミやモグラが穴をあけて困るので、その防止に植えたようである』。
 
〇彼岸花(曼珠沙華)の地方名
 
イッポンカッポン・オオスガナ(和歌山)
カジバナ(群馬・福井)
カブレノカッポン(和歌山)
カブレバナ(山口)
カラスノマクラ(岐阜・岡山)
ジイジンバナ(新潟)
シタマガリ(三重)
シビトバナ(和歌山) 
ジュズカケバナ(新潟)
ジュズバナ(愛媛)
ソウシキバナ(福井)
チョウチンバナ(福井・山口・愛媛)
テグサレ・ドクホウジ(和歌山)
ハカゲ(墓蔭)・ノアサガオ(和歌山)
ハコボレ(静岡)
ハミズハナミズ(福井)
ハモゲ・ハモゲバナ(大分)
ヘソビ(三重)
ヒビノハナ・ヘビバナ(静岡・山口)
ホゼバナ(愛媛)
ホトケバナ(茨城)
ボンボラボン(静岡)
ミチワスレグサ(群馬)
ユウレイバナ(群馬、福井)
ドクバナ(神奈川・埼玉・群馬・静岡・岐阜・富山・奈良・大阪・鳥取・島根・岡山・山口・愛媛・高知・大分・熊本・宮崎・鹿児島)
セキリバナ(山口)
ドクユリ(群馬・茨城・山口・高知)etc.
(大塚敬節「漢方と民間薬百科」(主婦の友社昭和41(1966)年刊)に拠ったとある。こちら
http://homepage1.nifty.com/TUTIYA/colm17.htm
及び
熊本国府高等学校PC同好会の
ヒガンバナの「別名」とその分布「都道府県」(強烈!)
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/sizen/hign_namek.html
のページから。後者にはもっと恐るべきフリーク蒐集による総数1023(中国・韓国・英米・学名を入れて1054)の
ヒガンバナの別名(方言)
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/sizen/higan_name.html
がある!)
 
因みに、神奈川ではドクバナの他に以下のような異名がある。データは後者。漢字表記と名の考証はやぶちゃんの勝手であるから真偽はご自身でご判断あれ。
オシーレン(?)
オボンバナ(お盆花)
カジノハナ(火事の花か)
シイレ・シイレバナ(死入・死入花。納棺時に最初に記した理由から納めた。若しくは「死人花」の「死人」を忌んで「死入」とし、その音で呼んだものかも知れない)
シイレン(前者の転訛か)
シガンバナ(此岸花か。私は死龕花をもイメージした)
シビセン(痺せむ?↓)
シビレン(痺れん(む)か。根茎の強毒アルカロイドであるリコリン由来)
ジュズダマ・ズズダマ・スズダマ(数珠玉。但し、私(鎌倉生)は「ジュズダマ」と聴くと大型のイネ科のジュズダマ Coix lacryma-jobi である。因みにヒガンバナは単子葉植物綱クサスギカズラ目ヒガンバナ科ヒガンバナ亜科ヒガンバナ連ヒガンバナ属ヒガンバナ Lycoris radiata である)
スベリグサ(滑り草?)
チョウチンバナ(提灯花)
チョコバンバー(? 何かお菓子の名前みたいで面白い)
チンチロリン・チンチンポンリン・チンリンボウリン・チンリンポーリン(最初のものは感覚的には分かる。後はその音変化であろう)
トウジンハナ(唐人花か)
トーローバナ(燈籠花であろう)
ハコボレ(葉零れであろう)
ハッカケバナ・ハッカケババア・ハッカケバンバ(葉欠け花の転訛が歯欠け婆になったものか)
ハモゲ(葉捥げであろう)
ヒッチャカメッチャカ(! これ最高だわ!)
ボンバナ・オボンバナ(盆花)
ヤンメシッツコ・ヤンメショッコ・ヤンメヒョッコノハナ(? 「やんめ」は幼児語で「止め」「辞す」の意であるから、葬送の忌詞かとも思ったが、後部が分からないのでダメ)

以下、ウィキの「ヒガンバナ」に載るもの。

キツネバナ(狐花)
ジゴクバナ(地獄花)
カミソリバナ(剃刀花。しかしこれは別種の同ヒガンバナ属のキツネノカミソリ Lycoris sanguinea に相応しい)
ステゴバナ(捨子花)

因みに、同ウィキには『日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。日本での別名・方言は千以上が知られている』とあり、『「花と葉が同時に出ることはない」という特徴から、日本では「葉見ず花見ず」とも言われる。韓国では、ナツズイセン(夏水仙)を、花と葉が同時に出ないことから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶが、同じ特徴をもつ彼岸花も相思花と呼ぶことが多い』とあり(但し、最後の部分には要出典要請がかけられている)、『学名のLycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの一人 Lycorias からとられた』とある。

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