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2014/04/13

飯田蛇笏 靈芝 昭和九年(百七句) Ⅱ



寒ゆるむ月面顏を照らすなり

 

春深し寺領の椶櫚は古葉垂る

 

[やぶちゃん注:「椶櫚」棕櫚。]

 

山の春神々雲を白うしぬ

 

駒鳥笛になごりの月を雲の端

 

[やぶちゃん注:「駒鳥笛」は「こまぶえ」と読む。駒鳥を鳴かせるために声に似せた音を出すように作った笛のこと。]

 

   猿橋行

さるはしに風雨の旅も彌生かな

 

[やぶちゃん注:「猿橋」は恐らく現在の山梨県大月市猿橋町猿橋にある桂川に架かる刎橋(はねばし:岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込んで中空に突き出させ、その上に同様の刎ね木をさらに突き出させて下の刎ね木に支えさせる。支えを受けた分、上の刎ね木は下のものより少しだけ長く出し、これを何本も重ねて中空に向けて遠く刎ねださせ、これを足場として上部構造を組み上げて板を敷いて橋とした架橋をいう。橋脚を立てずに架橋することが可能となる。現在、木造で現存するのはこの山梨県大月市の猿橋のみ。ここはウィキの「刎橋」に拠った)。ウィキの「猿橋」も参照されたい。]

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