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2014/12/09

日本その日その日 E.S.モース(石川欣一訳) 第十六章 長崎と鹿児島とへ 漆喰で固めた石垣

M546

図―516

 図516は長崎特有の石垣である。これは海岸から持つて来た、丸い、腐蝕された石を、白いしっくいの中に置き、注意深く平にしたもので、上には屋根瓦がのせてある。日本の塀や垣根の種類は、実に数が多く、垣根のみを研究しても興味が深い。

[やぶちゃん注:これは恐らく、現在の長崎市南西部、長崎港の南端部にある深堀(ふかほり)の深堀藩陣屋跡周辺にある武家屋敷跡の石塀と思われる。「長崎WEBマガジン」の「長崎の歩き方」の「石で見る長崎」の深堀武家屋敷跡の石塀の写真がモースのスケッチによく似ている。そのキャプションによれば、『江戸時代初期に築造された』もので、『石垣の石は大小様々で、隙間には漆喰が塗り込まれている。この漆喰の白が映える五色の塀が特徴的』であるとある。]

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