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2015/05/24

尾形龜之助 「冬日」 心朽窩主人・矢口七十七中文訳

 

    冬日

 

         尾形龜之助

 

冬になつて

私達は白い空にまるい小さい太陽のあるのを見た

 

(太陽はシヨーウヰンドウの中に飾られた)

 

 

[心朽窩主人注:本篇は思潮社一九九九年刊「尾形亀之助全集 増補改訂版」の「補遺」という項で初めて公になった一篇で、『太平洋詩人』第二巻第一号(昭和二(一九二七)年一月発行)に掲載された、一九九九年版の元版である同思潮社一九七〇年版の「尾形亀之助全集」以降に発見された作品である。これは翌二月二日発行の『銅鑼』(十号)に載った同の改作と思われるものでは、

 

    冬日

 

冬になつて私は太陽を見る寂しいくせがついた

そして ガラスのやうな花粉をあびて眼を細くした

 

雪どけのする街は

一ところに賣り出しの旗を立ててきたならしい花を咲かしてゐる

 

と、大きく書き換えられている。]

 

Huyubi

 

 冬天的太阳

  作 尾形龟之助

  译 心朽窝主人,矢口七十七

 

到了冬天

我们发现白色的天空里又小又圆的太阳

 

(太阳已布置在玻璃柜里了)

 

 

[心朽主人附注:上面的诗篇是在《尾形之助全集 增补修订版》(思潮社 一九九九年刊)的补遗章中首次正式公开的。一九九九年刊的根据版:《尾形龟之助全集》(思潮社一九七〇年刊)出版后被发现的作品。在《太平洋诗人》第二卷第一号(一九二七年一月刊)上被发现的。铜锣》十号(一九二七年二月二日刊)上的同样标题的大改编版如

 

    冬天的太阳

         作 尾形之助
         
心朽主人,矢口七十七

 

到了冬天看太阳成为凄凉的习惯了

于是 受到像玻璃一样的花粉眯缝眼睛

 

雪融时期的街头

有一个地方竖立开始出售的旗子,就像肮脏的花开着呢……]

 

 

         矢口七十七/

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