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2016/01/31

日本その日その日 E.S.モース(石川欣一訳) 第二十六章 鷹狩その他 (29) 家内安全御守札の図

M767

図―787

 

 有名な寺院を訪れると、僧侶がお寺の名前とその他の字とを書いた紙片や、時としては木の札をくれる。これ等の符牒は、伝染病や悪い影響を避けるために、家の入口の横に取りつける。図787は男体山のお寺で出すこれ等の符牒の一つで、長さ五インチである。

[やぶちゃん注:このお守り、モースは寺と言っているが、これは日光二荒山(ふたらさん)神社の男体山山頂にある奥宮のそれではあるまいか?

 スケッチの字を翻刻すると(一部類推。□は判読不能)、中央に、

 

    明治□□年□□ □

 八大

男體山禅頂家内安全

 天□

    七月七日 大口源十郎

 

 「禅頂」は「ぜんちょう」で、禅宗とは関係ない(語源は或いは関係があるかも知れぬ)。「山の頂上」、特に「霊山の頂上」を指す語で、山岳信仰や修験道に於いて霊山で修行することを「禅定(ぜんじょう)」といい、ここ禅頂までの修行の道筋を「禅定道」とも称する。

 右の一行の上の部分は年号と年と干支のように見えるのであるが、一見、「二三年」に読めるものの、それでは時系列に合わず、それ以前の年号では当該しそうなものもない。因みに明治十三(一八八〇)年は庚辰(かのえたつ)、明治十四年なら辛巳(かのとみ)、この前年明治十五年なら壬午(みずのえうま)(私には数字の二字目は「三」よりも「五」に見えるのであるが)、この明治十六年なら癸未(みずのとひつじ)であるが、どの干支も残念ながら筆字には読めない。最後の離れた字は「符」のようには見える。

 左の氏名の名の部分は飽くまで推測ではある。以上、識者の御教授を乞うものである。

「五インチ」十二・七センチメートル。]

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