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2018/04/11

栗本丹洲自筆「蛸水月烏賊類図巻」 ツヅミクラゲ

皷海月

 

Tudumikurage

 

[やぶちゃん注:底本は国立国会図書館デジタルコレクションのこちらの画像を用いた。掲げた図も同じで、上下左右をトリミングしてある。本図の丹洲によるキャプションは上記一行のみ。図は簡易に過ぎて良く判らぬと言わざるを得ぬが、敢えて附されたそのキャプション通り、標準和名の一致する、

刺胞動物門ヒドロ虫綱剛水母目ツヅミクラゲ科ツヅミクラゲ属ツヅミクラゲ Aegina rosea

に同定しておく。ウィキの「ツヅミクラゲによれば、『冬~早春に太平洋沿岸で見られるクラゲの一種』で、傘径二~五センチメートルで、『半球を高くした形をしている。口は中央に開き円形。触手と同数の溝を有するゼラチン質は硬く分厚い。傘の上方から突出する触手は通常』四本であるが、五本や六本の個体も見られ、その場合傘にある溝も五放射相称、六放射相称となる。日本近海には五本『触手の個体が多い』とある。

 本図は触手が全く描かれていない点、中央が一番高く、その下に層を段々に重ねたように見えるが、これは或いは、傘をひっくり返して下から見たものを描いたものかも知れない。少なくとも生体は傘の頭部は透明であるのに対し、傘の下部に向かって突出するように見えるからである(その場合、中央は口器となる)。その場合、特殊な生え方をする触手は向う側になって、描かれないのは自然となるからでもある。触手が総て取れてしまった死亡個体を傘の上方から見て描いたとした場合、均質の硬く分厚いゼラチンがこんな等高線のような層を成した形に潰れるだろうか、という疑問があるからである。]

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