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2018/04/12

栗本丹洲自筆「蛸水月烏賊類図巻」 テナガダコ

 

手長鱆

 

Tenagadako

 

[やぶちゃん注:底本は国立国会図書館デジタルコレクションのこちらの画像を用いた。掲げた図も同じで、上下左右をトリミングしてある。キャプションは上の一行のみ。「鱆」は「たこ」。「たこ」は印象的な吸盤から「章魚」とも書くから、腑に落ちる。

 本図は、

頭足綱八腕形上目八腕(タコ)目マダコ亜目マダコ科マダコ亜科マダコ属Octopus 亜属テナガダコ Octopus minor

としてよかろう。「ぼうずコンニャクの市場魚介図鑑」の「テナガダコによれば、全長は七十センチ前後になり、『非常に腕が長く、胴(目のある頭に見える部分)の』五倍もあるとする。『日本各地』の下部潮間帯から水深』二百メートルから四百メートルの『泥底の穴に棲み、腕を表面に出している』。本邦では近年まで食用としては殆んど流通していなかったが、韓国料理の流行で、所謂、テナガダコを、生きたまま、ぶつ切りにした上で、皿に盛り、塩を混ぜた胡麻油やチョコチュジャン(酢入りのコチュジャン)を和えて食する「サンナクチ」(朝鮮語で「サン」(生きた)+「ナクチ」(テナガダコ))で知られるようになった。ウィキの「サンナクチによれば、『大韓民国では「タコ』一『匹が高麗人参』一『盛り」という諺があり、タコは美容食や強壮食として全国的な知名度を誇る食品である』。『鍋や炒め物に使われる他、サンナクチのように生で食べるのも人気が高い』。『テナガダコはなかんずく』、『全羅南道の木浦が産地として知られ、サンナクチも郷土料理として有名』。『成長する前の足の細いテナガダコはセバルナクチと呼ばれ』て珍重され、『木浦ではこのセバルナクチを生きたまま割り箸に巻きつけ、チョコチュジャンをつけてかぶりついて食べる』。『生きた状態で食するため、口の中でタコの吸盤が吸い付く力が極めて強いものの』、『咀嚼を繰り返すことで新鮮なタコの歯応えを楽しめ、甘味が口に広がる』。『食べるのに慣れなければ』、『喉にまでタコの吸盤が吸い付いた挙句、窒息死寸前にまで至る場合があるので注意を要する』。『イギリスの日刊紙「サン」は』二〇一二年八月十六日、『サンナクチを「世界の危険な食べ物』八『つ」の』一『つとして紹介(その他に紹介されているのは、日本のフグ、ウシガエル、ベトナムのキングコブラの毒で作ったカクテル、ジャマイカ産アキーの実、赤貝、イタリアのカース・マルツゥ、ホットドッグ)』『ホットドッグが紹介されているのは奇異な感じを受けるが、アメリカ合衆国では』一『年間に』八十『人程度がホットドッグを食べて窒息死しているという』。『またロイターによると、オーストラリアの旅行専門ウェブサイト「バーチャルツーリスト」が「世界』十『大珍料理」の』一『つに選んでおり(その他に選ばれているのは、台湾の豚の血のケーキ、ウガンダのバッタ、フランスのハト、マレーシアのドリアン、ノルウェーのルートフィスク、オーストラリアのイモムシ、ベトナムのヘビ酒、イタリアのロバ、南アフリカのダチョウ)』、『ゲテモノの類としての色合いが強い。なおバーチャルツーリストは、サンナクチについて「死んでいるのに生きているように動いており、素早く食べなくてはならない」と食べ方も紹介した』とある。]

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