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2018/06/13

諸國里人談卷之二 木葉石

 

     ○木葉石(このはいし)

出雲國簸崎大社(ひのみさきのおほやしろ)【杵築〔きづき〕の大社より二里ばかり西なり。】、石あり。紋石といふ。楢(なら)・檞(かしは)の葉の、石の面(おもて)にあざやかに彫(ほり)たるがごとし。これを割(わる)に中に、猶、あり。

上社は素盞嗚命下社は天照大神也。十二月除夜に祭あり。

[やぶちゃん注:「出雲國簸崎大社(ひのみさきのおほやしろ)」は現在の島根県出雲市大社町日御碕(ひのみさき:島根半島西端)にある日御碕神社。ここ(グーグル・マップ・データ)。この石は現在も同神社境内にある「神紋石舎」に「神紋石」と呼ばれて祀られていることが、matapon 氏のブログ「人文研究見聞録」の「日御碕神社(神の宮・日沈宮) [島根県]」で判明、さらにしばしばお世話になる個人サイト「玄松子の記録」の「日御碕神社」に『神紋石舎内部に「神紋石」があ』るが、『神紋の柏の化石が表面にあったらしいが風化』とあり、写真を探してみたところ、個人サイトと思しい「開運散策パワースポット」の東京都荒川区南千住「素戔雄神社」のページに参考写真として、この日御碕神社のそれ(舎の外の柵の隙間から撮られたもの)があるのを見つけたが、ただの石の塊りにしか見えない残念な発見もあった。サイト「出雲國神仏霊場によれば、『出雲の国造りをなされた素盞嗚尊は、根の国にわたり熊成の峰に登ると』、『「吾の神魂はこの柏葉の止る所に住まん」と仰せられ、柏の葉を投げ、占いをされた。すると』、『柏の葉は風に舞い、やがて日御碕の現社地背後の「隠ヶ丘」に止った。これにより』、『素盞嗚尊の五世の孫、天葺根命(あめのふきねのみこと)は』、『ここを素盞嗚尊の神魂の鎮まる処として斎き祀ったといわれて』おり、『日御碕神社の神紋、三ツ柏もこれに由来し、神域の付近からは柏の葉を印した「神紋石(ごもんせき)」と称される化石も出土している』とあって、「神紋石」は「ごもんせき」と読むこと、この石が「化石」として「出土」しているとあることが判った。この記載に拠るならば、この紋は岩石の葉状紋なのではなく、実際の植物の葉の化石の塊りであることになる。

「十二月除夜に祭あり」これは現在の「神劔奉天神事」で、改行されて祭神を記した後に置いてあることからも、この神紋石の直接の祭祀ではないと思われる。]

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