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2019/05/27

和漢三才図会巻第三十九 鼠類 黃鼠(きいろねずみ) (ダウリアハタリス)

Kiironezumi

 

きいろねずみ 禮鼠 拱鼠

       鼲鼠 貔貍

黃鼠

 

ハアン チエイ

 

本綱黃鼠狀類大鼠黃色而足短善走極肥穴居有土窖

如牀榻之形者牝牡則所居之處秋時畜豆粟草木之實

以禦冬各爲小窖別而貯之村民以水灌穴而捕之味極

肥美也晴暖則出坐穴口見人則交其前足拱而如揖乃

竄入穴其皮可爲裘領性最畏鼠狼此鼠大原及沙漠等

北地有之遼人尤以供上膳爲珍饌

 

 

きいろねずみ 禮鼠 拱鼠〔(きようそ)〕

       鼲鼠〔(こんそ)〕

       貔貍〔(ひそ)〕

黃鼠

 

ハアン チエイ

 

「本綱」、黃鼠、狀、大鼠に類して、黃色にして、足、短かく、善く走る。極めて肥え、穴居して土の窖(あな)に有り。牀榻〔(しやうたふ)〕[やぶちゃん注:床(ゆか)寝台。長寝椅子。]の形のごとくなる者、牝牡、則ち、所居(しよきよ)の處なり。秋時、豆・粟〔(あは)〕・草木の實を畜(たくは)へて以つて冬を禦(ふせ)ぐ。各々〔(それぞれ)に〕小〔さき〕窖を爲し、別にして、之れを貯之(たくは)ふ。村民、水を以つて穴に灌(そゝ)ぎて之れを捕ふ。味、極めて肥美なり。晴〔れて〕暖〔かに〕して、則ち、出でて穴の口に坐す。人を見るときは、則ち、其の前足を交〔(まぢ)〕へ、拱(こまぬ)いて[やぶちゃん注:ママ。]揖〔(れい)を〕[やぶちゃん注:中国の昔の礼式の一つで、両手を胸の前で組み、これを上下したり、前にすすめたりする厳粛な礼法。]するがごとし。乃〔(すなは)〕ち、穴に竄(かく)れ入る。其の皮、裘(かはごろも)の領(えり)と爲すべし。性、最も鼠-狼(いたち)[やぶちゃん注:「鼬」。]を畏る。此の鼠、大原及び沙漠等の北地に、之れ、有り。遼人[やぶちゃん注:満州・シベリア・極東にかけての北東アジア地域に住み、ツングース語族に属する言語を母語とする狩猟民族であるツングース族。]、尤も以つて上膳に供して、珍饌と爲す。

[やぶちゃん注:齧歯目リス科 Xerinae 亜科 Marmotini 族に属するジリス(地栗鼠:所謂、地上性生活するリス類の総称)の内、最後の「遼人」の居住域から見て、Spermophilus属ダウリアハタリスSpermophilus dauricus と同定してよいかと思われる。英文ウィキの「Daurian ground squirrelを見ると、分布・生態がよく一致する。詳しくはそちらを参照されたい。]

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