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カテゴリー「北原白秋」の61件の記事

2015/11/10

あそび   北原白秋

 
   あ そ び
 
      憂き我をさびしがらせよ閑古鳥 芭 蕉
 
    一
 
あそびこそ尊とかりけれ。
まことよく恍(ほ)れあそぶもの
神ぞただ嘉(よみ)したまはむ。
まことにはあそぶ人なき。
 
    二  
 
身をあげてあそぶ童(わらべ)は
ひたむきに天(あめ)もわすれぬ、
聲あげて恍(ほ)れてあそびぬ。
その聲ぞ神のものなる。
 
    三
 
いと高きこころにあそぶ、
そのどよみ天(あめ)にいたらむ。
あそびこそ尊とかりけれ、
よく遊べ、みほとけのごと。
 
    四
 
かうかうと遊ぶこころを
まことには知る人ぞなき。
童(わらべ)のみ神のものなる。
神こそは童(わらべ)なるらめ。
 
    五
 
御佛のとはのあそびは
ほとほとに盡くる期(ご)ぞなき。
さるからにかなしかるらむ、
ほとほとに堪へもかぬらむ。
 
    六
 
せめてただ、さみしく、高く、
われはただ遊びほけてむ。
遊びほけ、遊びわすれむ、
涅槃(ニルワナ)のその眞澄(ますみ)まで。
 
 
 
「水墨集」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

他ト我   北原白秋

 
   他ト我
 
二人デ居タレドマダ淋シ、
一人ニナツタラナホ淋シ、
シンジツ二人ハ遣瀨(ヤルセ)ナシ、
シンジツ一人は堪ヘガタシ。
 
 
 
 
「白金ノ獨樂」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

自愛一篇   北原白秋

 

   自愛一篇

眞實心(シンジツシン)ユヱアヤマララレ、

眞實心ユヱタバカラル。
シンジツ口惜(クヤ)シトオモヘドモ、
シンジツ此ノ身ガ棄テラレズ。
 
 

 
 
「白金ノ獨樂」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

赤い夕日に   北原白秋

 
    赤い夕日に
あかい夕日につまされて、
醉うて珈琲店(カフエ)を出は出たが、
どうせわたしはなまけもの
明日(あす)の墓場をなんで知ろ。




「東京景物詩」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

2015/11/07

童(わらべ)と母   北原白秋

 
 
   童(わらべ)と母
 
垂乳根(たらちね)の母の垂乳(たりち)に、おし縋(すが)り泣きし子ゆゑに、いまもなほ我を童とおぼすらむ、ああ我が母は。天つ日の光もわすれ現身(うつしみ)の色に溺れて、酒(さか)みづきたづきも知らず、醉ひ疲れ歸りし我を、酒のまばいただくがほど、悲しくもそこなはぬほど、醉うたらば早うやすめと、かき抱き枕あてがひ、衾(ふすま)かけ足をくるみて、裾)すそ)おさへかろくたたかす、裾おさへかろくたたかす、垂乳根の母を思へば泣かざらめやも
 
   反歌
 
急に涙が流れ落ちたり母上に裾からそつと蒲團(ふとん)をたたかれ
 
ふつくらとした何とも云へぬかなしさよ蒲團の裾を母にたたかれて
 
 

 
「雀の卵」より。底本は昭和四二(一九六七)年新潮社刊「日本詩人全集7 北原白秋」を用いたが、恣意的に正字化した。

ほのかにひとつ   北原白秋

 
 
  ほのかにひとつ
 
罌粟(けし)ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ‥‥
 
やはらかき麥生(むぎふ)のなかに、
軟風(なよかぜ)のゆらゆるそのに。
 
薄(うす)き日の暮るとしもなく、
月(つき)しろの顫(ふる)ふゆめぢを、
 
縺(もつ)れ入るピアノの吐息(といき)
ゆふぐれになぞも泣かるる。
 
さあれ、またほのに生(あ)れゆく
色あかきなやみのほめき。
 
やはらかき麥生(むぎふ)の靄に、
軟風(なよかぜ)のゆらゆる胸に、
 
罌粟(けし)ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ‥‥
 
 

 
「邪宗門」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

露臺   北原白秋

 
 
  露臺
 
やはらかに浴(ゆあ)みする女子のにほひのごとく、
暮れてゆく、ほの白き露臺(バルコン)のなつかしきかな。
黃昏(たそがれ)のとりあつめたる薄明(うすあかり)
そのもろもろのせはしなきどよみのなかに、
汝(な)は絶えず來(きた)る夜(よ)のよき香料をふりそそぐ。
また古き日のかなしみをふりそそぐ。
 
汝(な)がもとに兩手(もろて)をあてて眼病の少女はゆめみ、
鬱金香(うこんかう)くゆれるかげに忘られし人もささやく。
げに白き椅子の感觸(さはり)はふたつなき夢のさかひに、
官能の甘き頸(うなじ)を捲きしむる悲愁(かなしみ)の腕(かひな)に似たり。
 
いつしかに、暮るとしもなき窻あかり、
七月の夜(よる)の銀座となりぬれば
靜こころなく呼吸(いき)しつつ、柳のかげの
銀綠の瓦斯の點(とも)りに汝(なれ)もまた優になまめく、
四輪車の馬の臭氣(にほひ)のただよひに黃なる夕月
もの甘き花梔子(はなくちなし)の薰(くゆり)してふりもそそげば、
病める兒のこころもとなきハモニカも物語(レヂエンド)のなかに起りぬ。
 
 

 
「東京景物詩」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

落葉松   北原白秋

 
 
   落葉松
 
    一
  
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
 
    二  
 
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
 
    三
 
からまつの林の奧も
わが通る道はありけり。
霧雨(きりさめ)のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
 
    四
 
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
 
    五
 
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、   
からまつとささやきにけり。
 
    六
 
からまつの林を出でて、
淺間嶺(あさまね)にけぶり立つ見つ。   
淺間嶺(あさまね)にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
 
    七
 
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
 
    八 
 
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。




「水墨集」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。

2013/09/30

黄色い春 北原白秋

   黄色い春

黄色(きいろ)、黄色(きいろ)、意氣で、高尚(かうと)で、しとやかな
棕櫚の花いろ、卵いろ、
たんぽぽのいろ、
または仔猫の眼の黄いろ‥‥
みんな寂しい手ざはりの、岸の柳の芽の黄いろ、
夕日黄いろく、粉(こな)が黄いろくふる中に、
小鳥が一羽鳴いゐる、
人が三人泣いてゐる、
けふもけふとて紅(べに)つけてとんぼがへりをする男、
三味線彈きのちび男、
俄盲目(にはかめくら)のものもらひ。

街(まち)の四辻、古い煉瓦に日があたり、
窓の日覆(ひよけ)に日があたり、
粉屋(こなや)の前の腰掛に疲れ心の日があたる、
ちいちいほろりと鳥が鳴く、
空に黄色い雲が浮く、
黄色、黄色、いつかゆめ見た風も吹く。

道化男がいふことに
「もしもし淑女(レデイ)、とんぼがへりを致しませう、
美しいオフエリヤ樣、
サロメ樣、
フランチエスカのお姫樣。」
白い眼をしたちび男、
「一寸、先生、心意氣でもうたひやせう」
俄盲目(にはかめくら)も後(うしろ)から
「旦那樣や奧樣、あはれな片輪で御座います、どうぞ一文。」
春はうれしと鳥も鳴く。

夫人(おくさん)、
美しい、かはいい、しとやかな
よその夫人(おくさん)、
御覽なさい、あれ、あの柳にも、サンシユユにも
黄色い木の芽の粉(こ)が煙り、
ふんわりと沁む地のにほひ、
ちいちいほろりと鳥も鳴く、
空に黄色い雲も浮く。

夫人(おくさん)、
美しい、かはいい、しとやかな
よその夫人(おくさん)、
それではね、そつとここらでわかれませう、
いくら行(い)つてもねえ。

黄色、黄色、意氣で高尚(かうと)で、しとやかな、
茴香(うゐきやう)のいろ、卵いろ、
「思ひ出」のいろ、
好きな仔猫の眼の黄いろ、
浮雲のいろ、
ほんにゆかしい三味線の、
夢の、夕日の、音(ね)の黄色。

「東京景物詩」より。底本は昭和25(1950)年刊新潮文庫「北原白秋詩集」。同詩集では昨日の「新生」の直後に配されてある。

「フランチエスカのお姫樣」はダンテの「神曲」の「地獄篇」の登場人物フランチェスカ・ダ・リミニのこと。ラヴェンナ領主グイド・ダ・ポレンタの娘で、父の政争の道具にされて容貌醜悪で足の不自由なリミニ領主ジョヴァンニ・マラテスタへ嫁がせようとするが、ジョヴァンニは足が不自由で容姿も醜くく、事前に彼女が激しい嫌悪感を抱いていることを知って、美少年のジョヴァンニの弟パオロ・マラテスタを替え玉にして結婚式を挙げる。お決まりのようにフランチェスカとパオロは恋に落ちるが、フランチェスカは結婚式翌日の朝まで自分が騙されていることに気づかなかった。後日、二人の抱き合う様を見たジョヴァンニによってパオロとともに殺された(ウィキの「フランチェスカ・ダ・リミニ」を参照した)。

「サンシユユ」は山茱萸でミズキ目ミズキ科ミズキ属サンシュユ Cornus officinalis。晩秋に紅色の楕円形の実をつける、通称ヤマグミのこと。高さ3~15メートルになる落葉小高木で樹皮は薄茶色、葉は互生で楕円形、両面に毛がある。三月から五月にかけて若葉に先立って花弁が四枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めて咲かす。花弁は四個で反り返る(以上はウィキの「サンシュユ」に拠る)。

2013/09/29

新生 北原白秋

   新生

新らしい眞黄色(まつきいろ)な光が、
濕つた灰色の空―雲―腐れかかつた
暗い土藏の二階の窻に、
出窻の白いフリジアに、髓の髓まで
くわつと照る、照りかへす。眞黄(まつき)な光。

眞黄色(まつきいろ)だ眞黄色(まつきいろ)だ、電線から
忍びがへしから、庭木から、倉の鉢まきから、
雨滴(あまだれ)が、憂鬱が、眞黄(まつき)に光る。
黑猫がゆく、
屋根の廂(ひさし)の日光のイルミネエシヨン。

ぽたぽたと塗りつける雨、
神經に塗りつける雨、
靈魂の底の底まで沁みこむ雨
雨あがりの日光の
鬱悶の火花。

眞黄(まつき)だ‥‥眞黄(まつき)な音樂が
狂犬のやうに空をゆく、と同時に
俺は思はず飛びあがつた、驚異と歡喜とに
野蠻人のやうに聲をあげて
匍ひまはつた‥‥眞黄色(まつきいろ)な灰色の室を。

女には兒がある。俺には俺の
苦しい矜(ほこり)がある、藝術がある、さうして欲があり、熱愛がある。
古い土藏の密室には
塗りつぶした裸像がある、妄想と罪惡と
すべてすべて眞黄色(まつきいろ)だ。――
心臟をつかんで投げ出したい。

雨が霽れた。
新らしい再生の火花が、
重い灰色から變つた。
女は無事に歸つた。
ぽたぽたと雨だれが俺の涙が、
眞黄色(まつきいろ)に眞黄色(まつきいろ)に、
髓の髓から渦まく、狂犬のやうに
燃えかがやく。

午後五時半。
夜に入る前一時間。
何處(どつ)かで投げつけるやうな
あかんぼの聲がする。


註。四十四年の春から秋にかけて、自分の間借りして居た旅館の一室は古い土藏の二階であるが、元は待合の密室で壁一面に春畫を描いてあつたさうな。それを塗りつぶしてはあつたが少しづつくづれかかつてゐた。もう土藏全體が古びて、雨の日や地震の時の危ふさはこの上もなかつた。

「東京景物詩」より。底本(昭和25(1950)年新潮文庫「北原白秋詩集」)では「註」は五字下げ(二行目以降は七字下げ)の下インデントである。なお、第二連一行目の二度目の「眞黄色」には「いろ」しかルビがないが、補った。

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