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カテゴリー「「鎌倉攬勝考」」の95件の記事

2015/07/22

「新編鎌倉志」「鎌倉攬勝考」「北條九代記」縦書廃止

「新編鎌倉志」及び「鎌倉攬勝考」と「北條九代記」に幾つかに配していたIE限定の縦書版は使用される頻度も少ないと推測され、容量も馬鹿にならないので廃止することとした。万一、御要望が寄せられれば、復活する用意はある。悪しからず。

              心朽窩主人敬白

2014/09/10

『風俗畫報』臨時増刊「江島・鵠沼・逗子・金澤名所圖會」より金澤の部 洲崎

    ●洲崎

洲崎(すさき)は。野島の西瀨戸橋の東の漁村をいふ。太平記及び鎌倉年中行事等の書に洲崎と有は。山内の西に在る者にして。此にはあらずと云。

[やぶちゃん注:現在の金沢区洲崎町一帯。心越の「洲崎晴嵐」の地(晴嵐は晴れた日に山にかかる霞や快風をいう)で江戸時代は名の通り、海に迫り出した崎であったが、現在は都市開発で平坦な海岸線となってしまい、マンションや釣り舟屋が立ち並ぶ(ここの記載は現在の「金沢八景」の写真が並ぶジョシュア氏のブログ「よこはまさんぽ」の金沢八景を訪ねる 後篇に拠った。同氏の金沢八景を訪ねる 前篇と併せて当地所縁の方は必見)。

「太平記及び鎌倉年中行事等の書に洲崎と有は。山内の西に在る者にして。此にはあらず」言わずもがなの、おかしな記事である。こちらは元弘三(一三三三)年五月の鎌倉攻めの激戦地、洲崎の古戦場で、現在の鎌倉市の山崎・寺分・梶原一帯の地域を指す。ちゃんと、金沢の洲崎を描写しなはれや!]

2012/12/23

平清盛は誰が何と言おうと僕の大河随一である事 又は 清盛はトロツキーであった

僕はNHKの大河ドラマで二度だけ泣いたことがある。

一度目は「山河燃ゆ」の、エンディングで松本幸四郎演じる天羽賢治が自死するシーンであり、今一つは、今日の「平清盛」の藤木直人演じる西行と松山ケンイチ演じる清盛のオーバー・ラップのシーンだけである。

清盛の「侍」=軍人による本邦の革命的行動は、まさにトロツキーの「永久革命論」のそれに似ている。勿論、彼が朝廷をもその腹中に食わんとしなながら、自身が結果、ブルジョアジーに憧れてエイリアン化したところで、取り敢えずの終末は来たったのだが、その美味しいところを、巧妙に再生構築したのがスターリン的な頼朝であったとも言える。そこにはレーニンのような辛気臭い説教を垂れる孔子染みた存在も不要だったし、マルクスのような経典をせっせと綴る神も、これ、いらなかったのだ。孔子も神もいなければこそ、戦国を経て、鎌倉の幻影を実体化・大系化するプラグマティックな幻影城としての徳川幕府が生まれ、それは結局、明治天皇という後白河法皇みたような薄っぺらい御旗を掲げた輩による、先軍的「近代」国家建設へと繋がったのではなかったか?

――清盛という「武士の世」を希求する男の悲哀は、確かに、実は架空の「天羽賢治」の悲哀に直結していたのではなかったか?

そうして――『より強い日本』を幻想する今の日本人に、確かにそれが繋がっているのではないか?

――戦うがいい、愚かな人類よ――貴賤の差も、総ては下らぬ幻である――

結局は――殺し合って自滅する――それが我々人間という存在の――実相以外の――なにものでも――ないのだ……

2012/10/07

鎌倉攬勝考總目録公開 /「新編鎌倉志」「鎌倉攬勝考」本文全テクスト化プロジェクト完遂

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」に「鎌倉攬勝考總目録(やぶちゃん電子版)」を公開。検索の用に供するとともに、これを以って一年九ヶ月余を費やした「新編鎌倉志」「鎌倉攬勝考」本文の全テクスト化プロジェクトを完遂した。

2012/10/06

鎌倉攬勝考 敍 凡例 引用書目

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」に「鎌倉攬勝考 敍 凡例 引用書目」を公開した。

これより、磨り減った妻の靴の張り替え(変形股関節症の歩行不具合矯正用のオーダー・メイド品であるためそれ専門の店に行かねば修理が出来ない)のために東京へ行くので、本日のテクスト公開はこれを以って終わりとする。

2012/10/05

鎌倉攬勝考卷之五 全テクスト化注釈完了 / 鎌倉攬勝考本文テクスト化完結!

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」の「鎌倉攬勝考卷之五」の全テクスト化と注釈を完了、遂に以上を以って「鎌倉攬勝考」本文の全電子テクスト化を終了した。「新編鎌倉志」のテクストを始めたのは2011年1月1日、同年6月12日に「鎌倉攬勝考」(最終巻から降順、途中から昇順に切り替え)の平行作業に入って、実に1年と9箇月でここまで辿り着いた。僕としては、予想外の速さであったから、頗る感慨は深い。未だ「鎌倉攬勝考」の敍・凡例引用書目・総目録が残り、更に言えば、巻之六・七・八及び巻之九の後半部は注が完全ではない(巻之九の冒頭注で記した通り、本文テクスト化効率を上げるために意識的に簡略化した)。向後の作業はまだ残るが――しかし――一つの目的地には達した。さても……ここからまた……何処(いずこ)へ……旅立たんや?……

鎌倉攬勝考 最後の注 来迎寺

來迎寺 高松寺の南に隣れり。時宗、藤澤山淸淨光寺の末なり。開山は一遍上人といふ。
[やぶちゃん注:ここの本尊如意輪観音は私が鎌倉で最もエクスタシーを感ずる仏像の一つである(今一つは浄光明寺の上品中生印を結ぶ阿弥陀像である)。今は豪華な仏殿でおごそかにましましてしまっているが……
……私が十九の冬に訪れた時……
……小さな、本当に小さなそのお堂は、普通の町家の家のようで、その中で近隣のお婆さんたちが五、六人集まって、楽しそうに世間話をしていた……
……そのお婆さんたちのすぐ背後に、普通の家の仏壇のような凹んだ棚があり、そこに如意輪観音は座っておられた……
……まさに目の前に……
……その半跏思惟の滑らかな腕や、ふくよかな脚……
……今にも私の胸の中にしだれかかってきそうな、その顔を拝した時……
……お婆さんの一人が、笑いながら言った……
「……お兄さん、よーぅ、見てって下さいねぇ……」
……私は何故か……
……不思議に……
……顔が赤くなるのを覚えた……
……お婆さんたちから蜜柑と和菓子をたくさん貰った……
……「私は夕暮れの坂を――下(お)りました」……]

2012/10/03

鎌倉攬勝考卷之五 覚園寺/大楽寺

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」の「鎌倉攬勝考卷之五」を覚園寺及び大楽寺まで更新した。余すところ、光触寺・報国寺・高松寺・来迎寺の四寺のみとなった。

2012/10/02

鎌倉攬勝考卷之五 理智光寺/大塔宮墓

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」の「鎌倉攬勝考卷之五」を理智光寺(大塔宮墓)まで更新した。「巻之五」の残りの原文データは総て打ち込みを終っている。後は注のみ。

2012/10/01

鎌倉攬勝考卷之五 瑞泉寺

「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」の「鎌倉攬勝考卷之五」を瑞泉寺まで更新した。残る項は七項のみ。

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