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カテゴリー「「鬼城句集」【完】」の374件の記事

2014/07/05

橋本多佳子句集 藪野直史選 及び 鬼城句集 IE限定縦書版

僕がグーグル・クロームに乗り換えたことと、IEのシステム改変で以下の二種のテクストは縦書版を作製していなかったが、やはり、淋しいし、縦書でないと俳句は落ち着かぬ。先程、配した。

橋本多佳子句集 藪野直史選 IE限定縦書版

鬼城句集 IE限定縦書版

2014/06/26

サイト「鬼火」開設9周年記念 サイト一括版 鬼城句集

サイト「鬼火」開設9周年記念として「鬼城句集」を「やぶちゃんの電子テクスト:俳句篇」に公開した。サイト完全一括版は私の大嫌いな高浜虚子と、大須賀乙字の「序」及び鬼城の「例言」に奥附(画像附)を添え、一部の注を増補してある。9年前、酔って遊び心で創った自分のサイトを、ここまで構築し得るとは実は全く想定していなかった。感慨無量である。向後ともよろしくお願い申し上げる。

2014/02/13

鬼城句集 冬之部 葱 / 「鬼城句集」終

葱     石の上に洗うて白き根深かな

これを以って本ブログに於ける大正六(一九一七)年四月中央出版協会発行の「鬼城句集」の全注釈を終えた。高濱虛子及び大須賀乙字の「序」、鬼城の「例言」を除く俳句本文を終わる。近日、それらを附したサイト版の構築を開始する予定である。

鬼城句集 冬之部 大根

大根    大根に蓑着せて寐ぬ霜夜かな

[やぶちゃん注:「着せて」の擬人法が諧謔として利いており、大根の比喩的属性も相俟って巧まずして面白い句ともなっている。例えば次の句の景との与える印象の莫大な差と比較してみるとよい。]

      大根を隣りの壁にかけにけり

2014/02/12

鬼城句集 冬之部 冬の蘭 水晶宮裏師走の蘭咲けり

冬の蘭   水晶宮裏師走の蘭咲けり

[やぶちゃん注:「水晶宮」水晶宮(The Crystal Palace)は一八五一年(嘉永四年相当)にロンドンのハイドパークで開かれた第一回万国博覧会の会場として建てられた建造物のことを指していよう。ジョセフ・パクストン(Johseph Paxton 一八〇三年~一八六五年)の設計になる鉄骨とガラスで作られた巨大な建物で、プレハブ建築物の先駆ともいわれる。パクストンの設計によれば長さ約五六三メートル、幅約一二四メートルの大きさであった(「水晶宮」という名はイギリスの雑誌『パンチ』のダグラス・ジェロルドによって名づけられたもの)。万博終了後は一度解体されたものの、一八五四年(嘉永七年相当)にはロンドン南郊シドナムにより大きなスケールで再建され、ウィンター・ガーデンやコンサート・ホール、植物園・博物館・美術館・催事場などが入居した複合施設として多くの来客を集めた。一八七〇年代(明治三年から明治十二年相当)代頃から人気に陰りが見え始め、一九〇九年(明治四十二年相当)に破産した。その後は政府に買い取られて第一次世界大戦中に軍隊の施設として利用された後、戦後に一般公開が再開されたが、一九三六(昭和十一年相当)年十一月三十日に火事で全焼、再建されなかった。現在ではロンドン南郊の地名、水晶宮がかつて存在した地にある公園とスポーツセンターにその名が残る(以上はウィキ水晶宮」に拠った)。鬼城が俳句を始めたのは代書人となった三十歳の頃で、これは明治二八(一八九五)年頃に当たるから、鬼城が本句を詠んだのは既に水晶宮は左前になりかけてから破産するまで、若しくは軍施設から再度一般公開されてからのこととなるが、それでも同パビリオン内の温室の植物園で美しい冬の蘭を咲かせている写真記事が新聞かグラフ誌に載っていたのを見た印象句であろう。「鬼城句集」の刊行は大正六(一九一七)年で水晶宮はその八年前に破産しているから水晶宮の閉鎖記事を鬼城が読んでいてかつて詠んだ本句を追想として自撰したものとも考えられようか。鬼城の句の中では非常に変わった句であることは間違いない。]

2014/02/11

鬼城句集 冬之部 山茶花

山茶花   山茶花や二枚ひろげて芋莚

[やぶちゃん注:山茶花の咲く日向に掘り出した芋を莚の上で乾かしている景。芋類は水分の含有量が多いとすぐに腐るので通常、一週間ほど乾燥させる。]

2014/02/10

鬼城句集 冬之部 歸花

歸花    藁積んで門の廣さや歸花

      歸花咲いて虫飛ぶ靜かな

[やぶちゃん注:「歸花」初冬の小春日和の頃、草木が時節外れに花を咲かせること。「帰咲き」「返咲き」「返花」に同じい。]

2014/02/09

鬼城句集 冬之部 枯藻

枯藻    水底に沈で枯るゝあさゝかな

[やぶちゃん注:「あさゝ」双子葉植物綱ナス目ミツガシワ科アサザ Nymphoides peltata。浮葉性植物で地下茎を延ばして生長する。スイレンに似た切れ込みのある浮葉をつける。夏から秋にかけて黄色の花を咲かせ、五枚ある花弁の周辺には細かい裂け目を多数有する。水路や小河川・池に生育し、浮葉植物であることから波浪が高い湖沼には通常は生息しない。池や水路の護岸工事や暗渠化・水質汚濁などによって各地で個体群が消滅・縮小している。「浅沙」「阿佐佐」などと漢字表記するから清音でもおかしくない(以上は主にウィキの「アサザ」に拠る)。因みに学名の属名“Nymphoides”(ニンフォイデス)は、ラテン語の「少女」「ニンフ(妖精)」の由来ではなく、ギリシャ語の“Nymphaea”(双子葉植物綱スイレン目スイレン科スイレン属Nymphaeaのヒツジグサ Nymphaea tetragona)+“eidos”(外観)の合成語が語源で本種がスイレン属のヒツジグサ(「ヒツジグサ」の由来は未の刻(午後二時)頃に花を咲かせることからとされるものの実際は朝から夕方まで花を咲かせている)に似ていることに因んだもので、種名の“peltata”は「楯状の」を意味している。別名、花蓴菜(はなじゅんさい)ともいう(この部分は個人ブログ「花々のよもやま話」のアサザ)」及びウィキの「ヒツジグサ」に拠った)。]

      長々と根を引き這うて枯藻かな

2014/02/07

鬼城句集 冬之部 冬木立

冬木立   赤城山に眞向の門枯木かな

      小鳥ゐて朝日たのしむ冬木かな

      茶博士の冬木の時を好みけり

      道端に根を張出して冬木かな

2014/02/06

鬼城句集 冬之部 枇杷の花

枇杷の花  枇杷咲いてこそりともせぬ一日かな

[やぶちゃん注:グーグル画像検索「ビワ。]

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