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カテゴリー「音楽」の128件の記事

2017/02/02

武満徹「小さな空」

……母と最期に別れた……
 
……あの震災直後の真っ暗な聖テレジアを下る坂で……
 
……僕の心に聴こえていたのは……

……これが最も近い詠唱だった…………

2016/12/11

教え子のブラームス

このリサイタル(東京室内歌劇場リサイタルシリーズ 中川 郁太郎 バリトンリサイタル)の、現在、ライプツィヒ在住のピアニスト小野真紗子さんは僕の教え子。祖国へ戻っての、彼女の愛するブラームスの演奏の知らせに、心より祝福!

2016/09/12

「世情」というマカヤシの歌について

人をなめているのは、あの「世情」という歌だ。僕は若い頃、一時、惚れ込んだけれど、あの歌詞はしかし、今はブードゥの呪い以外の何ものでもない気がしている――
 
僕の意見に反論のある方は、是非、以下の彼女の歌詞を、高校生にも判るように注釈して戴きたいもんだ。
 
注釈の鬼である僕でさえ、これにはまっとうな注が出来ないからである。
 
でも批判的にやってみよう。
(以下、歌詞の概ねを引用するが、これは歌詞を「評論」するために必要であるからして、著作権侵害には当たらぬと存ずる。侵害請求をされた場合は、作詞者である本人に僕の疑義を総て答えて貰うことを要求するものである)
 
   *
 
世の中はいつも 変わっているから
頑固者だけが悲しい思いをする。
[やぶちゃん注:この命題は概ね正しいと言える。]
変わらないものを 何かにたとえて
その度 崩れちゃ そいつのせいにする
[やぶちゃん注:その具体例をテツテ的に提示してもらわないと、僕はこれを正しい命題と思うことは到底、出来ない。]
シュプレヒコールの波、通り過ぎてゆく
変わらない夢を、流れに求めて
[やぶちゃん注:「変わらない夢」とはそもそもが矛盾命題である。]
時の流れを止めて、変わらない夢を
見たがる者たちと、戦うため
[やぶちゃん注:矛盾命題に対する反措定を持つ集団を「正」として絶対目的を示す、これは使い古された、実におぞましい武力闘争的化石共産主義措定である。それが正しいかどうかは、まあ、留保しておこう。歌ってる、姐さんへの情動的好意として、であると同時に、僕の悪魔的部分的共感に於いて、である。]
世の中はとても臆病な猫だから
他愛のない嘘をいつもついている
[やぶちゃん注:「猫」は可愛いか? 俺はそうは思わないが、しかし、多くのこの歌を聴く者の耳には「心地よい」のであろう。だから罪のない「他愛のない嘘」「をいつもついている」のであって、許してやろう、っテカ!?]
包帯のような嘘を見破ることで
学者は世間を見たような気になる
[やぶちゃん注:前連の問題を解消せずに、より大きな嘘がある、それは許せぬ! というのか? では、僕は貴女の「猫」でいいわけだ、そうあれ、といさえあんたは強要するのだな?! 「包帯のような嘘を見破る」ことはそれなりに意味のあることだと思うが、それを貴女は馬鹿にし、そうして、そういうことは辛気臭い「学者」だけがやっていることであって、しかも「見たような気にな」ってるだけのことで、本当は全然分ってないんだと言いたいんだよな? しかして、繃帯(この字を使えよ!)のような嘘は連綿と繋がって、ほつれ、むすぼれ、結局は、一向にほどけやしない、というのであるなら、歌ってるお前は、繃帯で巻いている患部ごと、ばっさり抉り除け、というのか?!
お前は一体、何が分っていて、何をしたいんだ! と僕は反問したいのだ!
この詩は、かくも致命的の「破綻」していることは、この僕の愚劣な注からでさえも、明らかだと僕は、思う。
いや、ともかくも「学者」でない歌ってる君にだけは、その「真理」「実相」が判っているらしいじゃあないか!
では、その「教理」を是非とも拝聴したいもんだ!
納得できれば……♪ふふふ♪……是非とも
「中島みゆき教」の「広報部長」
になりたいもんだぜ!…………]

2016/09/11

まわるまわるよ 時代はまわる

私は「フォーク・ソング」なるものが、ずっと胡散臭いものだと思ってきた。今もそれは変わらない。その最たるものが、「まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いを繰り返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ」という歌詞を、私はついこの間まで、時計の針が「まわるまわるよ 四時代はまわる」のであって、「別れと出会いを繰り返し」た連中もアフター・ファイブになれば「生まれ変わって歩き出すよ」(新しい恋が出来る)という軽薄な意味じゃねか! 何だ! こんなの! と思っていた人間であったのである。しかも、それをまた、「誤り」として認める気が、今以って全然ない「人種」でもあるのである――

2016/08/13

がんばりましょう!

……私は君らを別に好きでも嫌いでもないのであるが、一曲だけ好きでCDを持ってはをる。……東京タワーで昔 見かけたみやげ物にはりついてた言葉は 「努力」と「根性」! Hey Hey Hey! ……いい言上げではなかったか?! 君らも、そう、人々を元気づけたように、また、それぞれに、旅立つがよろしかろうぞ……(「宗祇諸國物語」の飯尾宗祇より)

2016/07/08

ギョーム・アポリネール詩 イヴェット・ジロー唄 「ミラボー橋」

……小さな頃から……このレコードを聴いた……忘れられぬ歌、忘れられぬイヴェット・ジローの歌声……

2016/02/05

悼――


2015/02/13

愛する人に――Adagio after Marcello BWV974 ( piano transcription by Bach ) - Alexandre Tharaud

2015/01/06

「ノスタルジア」のあの民謡の歌い手の動画!

世の中には恐るべき人がいる! その方が探し当てたタルコフスキイの「ノスタルジア」のあの民謡を歌った歌い手の方の動画である!――
Сергеева Ольга Федосеевна 2000 г

ロシア語版ウィキの「Сергеева, Ольга Федосеевна」さんの記載(やはりその方から教えて戴いた)――
既に2002年に80歳で亡くなられていた……

何か僕は哀しい気がしているのである……

2014/12/31

タルコフスキイ「ノスタルジア」の民謡 Ой, кумушки, кумитеся

遂に見つけた――

――タルコフスキイの「ノスタルジア」の冒頭とエンディングにかかる印象的なロシア民謡 
 
“Ой, кумушки, кумитеся” 
 
                        

梅丘歌曲会館「詩と音楽」に藤井氏の歌詞全訳が載る。それによればこの 、
 
“ Ой, кумушки, кумитеся ”(Oj,vy kumushki)
 
とは
 
「ああ、あんたおしゃべりさん」
 
の謂いで、この歌詞は『ふたりの仲良しの女友達がいて、一人の恋人(友達たち、と複数なのですが)は戦場から戻ってきたけれどもう一人のは還ってこなかった、その悲しみを歌っている』のであろう(翻訳者の言)とあり、リンク先の記載者甲斐貴也氏は『これまで、故国への郷愁を示すためにロシア民謡が使われていると思っているファンは多く、わたしもそうだったのですが、実は故郷に残された女が外国に出て戻ってこない恋人を嘆く歌と知り、大変勉強になりました。作中には故郷に残した妻と子供たちの出てくる夢のシーンが何度もありますが、この曲は作品中でその故郷の妻を象徴するものなのでしょう』とある。私にとっても目から鱗であったので引用させて戴いた。
 
また、上記リンク先に表示されているロシアのサイトの本曲をダウンロード出来るページを示しておく。
 
上記の歌唱が「ノスタルジア」に用いられたもの同じと思われるに対し、こちらの詠唱はかなり異なっていて必聴である。
 
           ――2014年最後の日の朝に――

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