調髪染髪
5年前、何人もの教え子に逢い、虚心坦懐になって、僕が幾つに見えるか聞いた。答えは五十三、四。ショックだった(その時はまだ43歳だったから)。
それ以来、髪を染めることにした。カットを含めてやってもらっているのは、妻の友達で、ジャーナリストの江川紹子さんのヘアも担当している「倉ちゃん」だ。明るくて、芝居染みた話しっぷりが楽しくて、ちなみに文句なしの美人の美容師さんだ。
今日は、彼女が疲労困憊して学んだという、新しいカットをしてもらった。素敵に気に入った。
髪をあたってもらいながら、見た夢の話をお互いにするのが、お互いの至福。8月10日の「音楽夢」の話をしたら、暫く、大笑いのコケまくり、鋏が動かせなくなってしまっていた。先に、実は僕は、Dr.コトー役の純君になって、それでも顔の部分が僕であるという夢を見、これも大馬鹿受けだったのだが、今日は、それ以上のお祭り騒ぎだった。
そうだね、よーく考えると、大笑いだね! 久し振りに、僕は、本当に気持ちよく笑ったのであった。
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