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2005/09/07

日々の驚天動地

帰りにひどく疲れて、タクシーに乗った。

ギプスの僕の手を見て、運転手が聞いたので、最近、何度と無く繰り返す怪我の顛末を話し、何だか変な再手術の話をしたら、

「何処の病院?」

とその初老の運ちゃんが鋭く聞いた。病院名を答えた。

「○○って先生じゃないだろうな?」

僕の主治医の名前だ。

「(いや、まさに!)その先生です!」

「あいつは、レントゲンが読めねえよ!」

「(え! 何! これは!)……はあ……(やばいぞやばいぞ……)!?」

注:このblogの 08/27「不吉はいつも大当たり!」を参照されよ!

彼は、前に、運転中に事故で足を骨折した。まさに僕の主治医に見てもらったそうだ。軽いからギプスだと言われた。しかし、痛いし、そんなもんじゃないと思った彼は、別な病院に行った。すると大腿骨骨折、膝蓋骨粉砕の重症で、即入院手術だった。後に、労災(!)で初診の「僕の病院」に診断書を貰いに行った彼は、ねじ込んで、院長にも談判して、謝罪させたそうだが、遂に○○先生は出てこなかったそうだ。

タクシーを降りるとき、運ちゃんは気の毒そうに言った。

「騙されたと思って、他の医者に見てもらいな! あいつに手術されたら片輪になるよ!」

家の前で、しばし立ち尽くした。

……

しかしもう手術は、二度もした(まさにレントゲンの見誤りで)。もう、しちまったんだよ。

『○○先生、僕を見事に治して、どうかせめて、この悪評を名誉挽回してくれよ……』

僕が考えたのは、そんなことであった……

以上は、粉飾なしの、哀しいけれど、ホントの話なんだ……

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