Добрый вечер!
……そうだ、僕は独り、あの伏木の十間道路を、昭和天皇に、中学教師に命ぜられたままに作って振った割り箸に張った日の丸を、今こそ、黄色い痰を吐いて踏みにじり、あのヌラヌラとした臓物を潜ませた黄土色の布ザックを片手に、角のガソリンスタンドをスタートとせよ。そうして、夏の陽のじりじりと照りつけ遠く立山を見晴るかす国分浜へ、雄岩へ、雌岩へ、その彼方、遥か大和堆を越え、ウラジオの先、コリマの街道を、タイガの下のツンドラの大地へと帰ろう。そこには、スターリンを誹謗して流されたイワンの唾液も、青々とした苔そのままに凍っている。僕はそれを、発掘する孤独な森林監察官だ。でも、その森の木蔭には、あの、シチグロフ郡のハムレットが僕のために作ってくれた、熱いボルシチが待っている、その側には、満面の笑顔のデルスが、寄代の木を静かに削り、生きたご遺体となったと思っていた、黒髪のあの娘も、シューラと同じ笑顔で、ショールを巻いているではないか! アリョーシャとの仲人は、僕が、やるよ……乾杯の声は、勿論、「苦いぞ!」だ!
Добрый вечер!

