Maria et Alice
大晦日、今までなら大掃除に余念がないが、今年は右腕死んで、煤払いもしない。
それでも、僕を支えてくれている娘たちに報いてやらないといけないと、ふと思った。
不精な僕は、これだけ電子テクストを創りながら、未だにOCRを持っていない。「日本鮎毛バリ釣り団体協議会事務局」世話人として入れ込む父は、遂に僕より先にスキャン装置を買ってしまった。失策つた、先を越されたなと思った。いつもなら喧嘩ばかりしている僕が、三顧の礼を以ってスキャンしてもらったのがHPトップの写真である。
長女 Maria と生後三ヶ月の三女の新しい Alice ――華麗に賑やかになった。
本年中は右腕で、多くの人々に御迷惑をお掛けした。来年は、なるべく御迷惑をお掛けせぬように、生きようと存ずる。
良いお年を!
(サッチモの1947タウンホール・コンサート、ティーガデンとの絶妙の掛け合い“ロッキン・チェア”にビリビリコビッチに酔いながら……)