芥川龍之介句集 一次完成
「手帳」を完了。これで、まずは一次「やぶちゃん版芥川龍之介句集」と称する体裁は出来たと思う。区切りを付けたがる愚劣な日本人らしく、大晦日にすっきりした。余すところの検すべきまとまった資料は、新全集の「澄江堂遺珠」関連資料のみとなった。(2006年1月1日追記:昨夜来、芥川龍之介遺著 佐藤春夫纂輯「澄江堂遺珠」(日本近代文学館発行復刻)及び新全集の「澄江堂遺珠」関連資料を通読するも、詩稿は勿論のこと、その断片資料中に俳句と思われるものをほとんど見出せなかった。一見、句とおぼしいものもあったが、それらは素直に読むとき、一連の自由詩と解すべきものであった。)