胸の振子
胸の振子 サトウチロー作詞・服部良一作曲
柳に燕は あなたに私
胸の振子が 鳴る鳴る
朝から 今日も
何も言はずに 二人きりで
空を眺めりや 何か燃えて
柳に燕は あなたに私
胸の振子が 鳴る鳴る
朝から 今日も
煙草の煙りも もつれる思ひ
胸の振子が つぶやく
やさしき その名
君の明るい 笑顏浮かべ
暗いこの世の つらさ忘れ
煙草の煙りも もつれる思ひ
胸の振子が つぶやく
やさしき その名
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これは勿論、著作権侵害だ。しかし、正字正仮名遣いで、おまけに聞き取りだ。無制限に、空に音声を流し、しかし、それを活字化することを罰とする。えへ、ブラッドベリじゃん! これはレコード会社の専属楽曲なのだが、どうなのだろう。侵害訴訟を起こしてくるのは誰か。面白い。お待ちしている。しかし、誰もが歌いたい歌が、字に出来ない、なんてね、ちゃんちゃら可笑しい。竹中労も言ってたな、芸能にプライバシーなんてないんだって。その通りだと思わない? 思ったが、目と耳の不自由な人は、著作権の切れていない楽曲の歌詞は、皆、著作権料を払わなければ「聞けない」わけかな? 歌は、歌さ……!