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2006/05/19

私の渾名

僕が教師になった頃、僕の渾名は「ジャミラ」だった。この拝名には、限りない感謝をしている。それは、僕の私淑するウルトラ・シリーズの、限りなく哀しいエピソードの怪獣の名前だから。僕は、あの頃、なりたての教師として、馬鹿にされたくなかった。だから、肩を張って、力んで教室に行った。それは首がないように見えたのだろう。だからジャミラだ。心ある(?)生徒が、「邪魅羅」という素晴らしい漢字をそれに与えてくれた。今となっては懐かしい。最後には「ジャミー!」という呼び声もあって、若気の至りで、心地よい響きに酔いしれた。その後、移った学校では、しょっぱな、「山月記」を朗読して、「李徴」とも呼称された。こんなに嬉しいことは、また、ないのだ。まさしく僕はあのおぞましい李徴なのだと今でも思うから。その後は、「やぶさん」か「やぶちゃん」だ。それも、いい。先生と呼ばれるほどの馬鹿でなしだ。親しげに呼ばれる、その響きは、決して悪くない。つくづく思うのだが、渾名や愛称で呼ばれることもなくなれば、教師は教師であることを辞めるべきなのだろう。生徒の付けた、ほかの先生の傑作な渾名には、枚挙に暇がない。そのうちに、書いてみたいと思う。では、「おやすみなさい」

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