僕のおぞましき今の姿は、いつか晒すことが肝要である。されば、中の島の山頂展望台で撮ったこれをご披露しよう。本年の8月25日朝、最下劣な己が顔ではあるが、全くの演出なしに僕は、はからずもあの全裸にタオルを巻きつけただけの「熊野山中の熊楠」ならぬ「中の島の小熊梛」となっている。左手の持つ葉こそ梛(ナギ)の葉じゃ。梛の民俗は、自身が調べるがよろしいかろう。調べることを厭う輩は、また恋とも愛とも皮つるみとも、金輪際、何の縁もないと知るがよかろ。それにしても、この旅行で、また太ったわい。
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