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2006/10/31

国立国会図書館貴重書画像データベース

僕の「海鼠 附録 雨虎(海鹿)」を見た教え子が、注にリンクした国立国会図書館貴重書画像データベースの「栗氏千蟲譜」の画像を見て、感激してメールをくれた。大変、嬉しく思った。ここで、かつてまず手に取ることはおろか、実物を見ることなど、到底できなかった稀覯本を細部までカラーで仔細に読めることを、それほど多くの人が知っているとは思われない。私も、かねてより話に聞いてはいた「千蟲譜」の原画の素晴らしさを、ここで堪能した。
今回の翻刻に際して用いた所蔵する恒和出版本は、1983年で¥6,300もした。モノクロで、絵の鮮明度も、望むべくもなく、何より、酔っ払いの自転車操業の、自堕落な独身の僕には、腸の断裂する程に高かったのに。
閑話休題。これを用いれば、今日からでも、あなたには容易に、僕がやっているような翻刻ができるのだ。僕もそのようにして「末法燈明記」を初めてWeb翻刻したのだった。他にも、いろいろなサイトから、こうしたあなたの「心嬉しき知」の素材が提供されているのだ。さあ、あなたも、やってみよう! 「知」の楽しみとは、何より、自身が心から楽しむことなのだから。

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