南方熊楠 マンモスに関する旧説/鯤鵬の伝説
南方熊楠の「マンモスに関する旧説」及びそれに関わって後に書かれた「鯤鵬の伝説」のニ作品を「やぶちゃんの電子テクスト:小説・評論・随筆篇」に公開した。
ここで熊楠は僕たちに、考証学というものが如何に面白いかという、その醍醐味を存分に伝えてくれる。最初の記載から実に23年後に「鯤鵬の伝説」は書かれる。熊楠の思索が、常に不断に持続しているさまが手に執るように分かる点も、見逃してはいけない。
ちなみに、最初の注にリンクさせた、Rhinoceros tichorhinus に関わって探索するうちに見つけて吃驚した
H. ALLEYNE NICHOLSON “THE ANCIENT LIFE-HISTORY OF THE EARTH ”(英文)
は、その膨大な素敵な挿絵を眺めるだけでもドキドキしてくる。是非、ご覧あれ!
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