芥川龍之介 南瓜
芥川龍之介の「南瓜」を正字正仮名で「やぶちゃんの電子テクスト:小説・評論・随筆篇」に公開した。
この作品の新聞連載は大正7(1918)年2月24日である。彼はこの時、海軍機関学校に勤務し、横須賀に住んでいた。
2月 2日 塚本文と田端の自宅で挙式。
2月13日 海軍機関学校教官のまま、大阪毎日新聞社社友となる。
2月24日 「南瓜」、『読売新聞』に掲載。
3月29日 鎌倉町大町字辻小山別邸に新婚の文と共に新居を構える。
4月 1日 「袈裟と盛遠」、『中央公論』に掲載。
……これはやはり以下以外のキャストは、僕には考えられない(但し、「南瓜の市兵衛」の風采には佐野慶造のイメージが転用されていると思われる)。「殺せ。殺せ。………」と呟いた龍之介は、とっくの昔に、「彼」を殺していたのだ……。
南瓜の市兵衛(芥川龍之介)
薄雲太夫(佐野花子)
奈良茂(佐野慶造)
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