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2006/11/06

芥川龍之介 南瓜

芥川龍之介の「南瓜」を正字正仮名で「やぶちゃんの電子テクスト:小説・評論・随筆篇」に公開した。

この作品の新聞連載は大正7(1918)年2月24日である。彼はこの時、海軍機関学校に勤務し、横須賀に住んでいた。

2月 2日 塚本文と田端の自宅で挙式。

2月13日 海軍機関学校教官のまま、大阪毎日新聞社社友となる。

2月24日 「南瓜」、『読売新聞』に掲載。

3月29日 鎌倉町大町字辻小山別邸に新婚の文と共に新居を構える。

4月 1日 「袈裟と盛遠」、『中央公論』に掲載。

……これはやはり以下以外のキャストは、僕には考えられない(但し、「南瓜の市兵衛」の風采には佐野慶造のイメージが転用されていると思われる)。「殺せ。殺せ。………」と呟いた龍之介は、とっくの昔に、「彼」を殺していたのだ……。

南瓜の市兵衛(芥川龍之介)

薄雲太夫(佐野花子)

奈良茂(佐野慶造)       

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