愚劣生物学
法制度によって魂が支配できると思う輩は心底最下劣な救い難い生き物である。しかしそのような者さえ阿弥陀が往生させると説くのも誠に真理である。救い難い者ほど救われねばならないというのは確かな「魂」の神髄である。されば宗教概念を持った人類そのものが救い難い宇宙=統合体としての世界そのもの破壊者であることを示している。世界を破壊できるのは神しかいない。人類という存在そのものが今、神であることを痛感する。されば神とは救い難い煩悩=幻想の産物であったのだ。私たちは無に帰すること以外には、私から解放されることはないのであるということが、実に鮮やかに分かった。おぞましき肉体を捨てよと教育基本法に盛り込もうではないか。我々は教育の中で、ヒモムシやダニやゴキブリのため、あらゆる生を享けたガイアの生物総体のために、速やかにその存在を消すに若くは、ないと、呼びかけよう。