寺島良安「和漢三才圖會 巻第四十七 介貝部」追加
寺島良安「和漢三才圖會 巻第四十七 介貝部」に「蛤蜊」(シオフキ)を追加した。シオフキの和名について注の中にあるリンク先の実験、面白いよ。こういうことは、アカデミックな先生は恥ずかしくてやれない(そういう観点からするとトリガイの注に書いた猫耳大先生は真に数少ない博物学者であった。そもそも伝統的な分類学が落ち目になり、分子遺伝学が幅を利かせるようになった生物学教室はもうフィールドの潮の匂いがしない気がする)。在野の博物学者でなければやれない、それでいて大事なことではないか? 博物学よ、復権せよ! 立ち上がれ、在野人! 吾等欲爲眞「野人」! いや、僕は寧ろ孤独な「獣人雪男」たらんと望むのだ、峯の彼方に、消え去って行きたいのだ、そこにはきっと、大好きな根岸明美扮する山の娘チカが待っていてくれるもの……