ふとまなざしを上げ…… アルセニイ・タルコフスキイ
ふとまなざしを上げ、まわりを閃光のごとく、君が眺めやる時
その燃える魅惑の瞳を、私はいつくしむ
だが一層まさるのは、情熱の口づけに目を伏せ
そのまつ毛の間から、気むずかしげでほの暗い、欲望の火を見る時……
(アンドレイ・タルコフスキイ「鏡」に挿入されたアルセニイ・タルコフスキイの詩より、部分。ロードショー・シナリオ採録より抜粋)
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