きのうは朝から君を待った…… アルセニイ・タルコフスキイ
きのうは朝から君を待った。かれらは君が来ないことを知っていた。どんな素晴しい日だったことか
外套もいらず、祭日のような日だった
今日、君は来たが、重苦しい日になった。夜遅くなって、雨となり、その滴が冷たく枝を伝わる
言葉でもハンカチでも拭うことはできない……
(アンドレイ・タルコフスキイ「鏡」に挿入されたアルセニイ・タルコフスキイの詩より、部分。ロードショー・シナリオ採録より抜粋)
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きのうは朝から君を待った。かれらは君が来ないことを知っていた。どんな素晴しい日だったことか
外套もいらず、祭日のような日だった
今日、君は来たが、重苦しい日になった。夜遅くなって、雨となり、その滴が冷たく枝を伝わる
言葉でもハンカチでも拭うことはできない……
(アンドレイ・タルコフスキイ「鏡」に挿入されたアルセニイ・タルコフスキイの詩より、部分。ロードショー・シナリオ採録より抜粋)