文部科学大臣渡海紀三朗及び教科書調査官村瀬信一及び主任調査官照沼康孝の欺瞞
沖繩の集団自決に関わる問題に於いて文部科学大臣渡海紀三朗は「教科書に政治が介入することは問題だ」と言い放った。私の見解は以前に書いたから繰返さない。
そもそも権力闘争の果てに奪い取った大臣職にあってその発言が噴飯ものであることは言うまでもない。
しかし、それをお前の公的立場を賭した覚悟の発言であるとしよう。
ではお前は、文部科学省検定意見原案が、教科書用図書検定調査審議会でろくに審議されていない現状(それは審議会臨時委員の波多野澄雄筑波大学副学長が明言している)、更には審議以前に提出され、まさにろくに審議されずに(それも波多野委員は是認している)是認された「調査意見書」(それがこの忌まわしい事態を引き起している元凶であることは明白である)は、たった4名の教科書調査官によって作られた極めて『政治的な』原案であったことをどう釈明するのか?
2007年10月21日『赤旗』によれば、その4名の中には教科書調査官村瀬信一及び主任調査官照沼康孝なる人物がいる。この二人は、「新しい歴史教科書をつくる会」の監修者である東京大学文学部国史学科教授であった伊藤隆の教え子である。この事実だけで、今回の腐った事実が、臭ってくる。お前等、村瀬と照沼なるチンピラ(僕をこいつらが知らないように僕もこいつらを知らない。従ってとるに足らぬチンピラと言ってよい)のマスターベーションとして日本史の教科書は作られた。いや、捻じ曲げられた。
これは、たまたまだとお前は言うのか?! 審議会に沖繩戦の専門家がいなかったで何故逃げられると思うのか?!
そもそもこの専門家不在を弁解の材料とする波多野発言も僕にはイケ好かねえ! 教科書は歴史の基準書でなければならぬ(そうでないと完膚なきまでに批判する社会科の同僚もいるが、だったらその同僚はイエスであるはずだけれども、ただの無能なお下劣教師にしか見えぬことはやはり言っておく)。そこに何故専門家がいないのだ? すべての審議委員はすべての専門家となる覚悟をせよ! その覚悟がなければ、潔く(いや、みじめに)やめよ! いや、せめてすべての時代をそれぞれに分担して完全責任審議を固持してこそ、お前らは歴史家で在り得るはずである。
ここまで、腐った教育の中で、取り残されているのは、その主体たるべき子供達自身ではないか!
僕にやめちまえと言うか? いいだろう。一蓮托生だ。僕はいつだって一緒だ! お前の首を掻き切って、お前と僕、いらないこの双子教師を抹殺しよう。僕は、いつでも首を差し出す。その代わり、お前の頚動脈も、確かに、一緒に滑らかに切ってあげよう。お前と僕の、どす黒い汚い血、混ぜ合わせて煮凝って、塩味の強いペコリーノ・ロマーノをかければ、ワインのつまみには、旨そうだ、その耐え切れない饐え切った臭い故に(いいや、君の臭いと僕の臭いのコラボレーション♪――僕は君を抱きしめる――すべての安息の代わりに)。