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2008/01/25

父からCD-Rを貰った。それは僕の過ぎし日の写真集だった――

1962年か1963年の初頭。保谷――

僕は正直、僕が、可愛いと、思う。――誰が何と云おうとも――

Boku_2

(2008年1月29日追記:この記載を老いさらばえた自己愛者のおぞましい言辞と解釈されるのは別に結構ではあるが、僕は僕が心から微笑んでいると自身で感じるのは(僕はこの日の思い出を、ここで走っている僕をしっかりと覚えているのだ。この50歳の僕が、だ)、そしてこれに The Picture of Dorian Grayで僕があえて“Sans Souci”の標題をつけたのは、この写真が僕の4歳半の左肩関節結核性カリエスの完治の直後、あの見るもおぞましいコールセットから遂に開放された、その時の僕であるからであることを表明しておく。だから視線の先にいる母にとって、写真を撮った父にとって、そして少しまだ左肩を心持ち上げているけれど、僕自身にとって確かにそれは「愁いのない」瞬間であったのだ――僕はあなたが思うほどには、そうしてあなたほどの、ナルシストでは、ない、つもりだ。)

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