カブトガニ注再考中/職場パソコン奇跡の復帰
カブトガニの注が今ひとつ自分で気に入らない。嘗て読んだ1991年刊行の岩波新書、関口晃一氏の「カブトガニの不思議」を再読し、現在、注の一部を再考している。たとえば、三葉虫との関係の言い方であるとか、脱皮について頭胸部と腹部と呼称したが、カブトガニでは厳密にはそう呼ぶことは出来なかったりすること等々、襤褸が幾つもあることに気づいた。暫くのご猶予を。
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今日、職場の同僚の生物教師アイバァーティ・アイバーソン(実は大分昔からの知り合いで、インドのガンジー大学を首席で卒業した天才)氏が、困った私の顔を見て、にっこり笑うと、「ヤラサセテ戴イテ良イデスカ?」と言うと、工具や古い機材を持ってきて、たった15分で、瞬く間に死んだと思っていたパソコンを直してくれた(このパソコン、されどパソコンで、僕が10年かけて構築した上はドストエフスキイ「カラマーゾフの兄弟」の原文テクストから、下はペンタゴンの極秘資料まで、37.2GBの特殊分類スペッツナズ有象無象シオンの議定書場外乱闘ヨモツヘグイ清廉潔白スカトロジイのデーターベースが入っている)。実に神の手
とは、正しくこのことを言う。僕はこの職場に、もう少し居てもいいやって気になったもんダ、ホントに(さても、今日は4月1日であるからね。どこがそれか?――ふふふ♪)。