機械音痴の藪羊はクリアーな朗読をネットに流す夢を見るか?
僕は考えている。それはこのネット上の技だ。僕はただ朗読をしたい。文学を語るのでも、分析するのでも、教授するのでもない。ただ、この下らない自分の、でも、最も自信をもって出来うるところの、「朗読」を、したいのだ。それを音響学的に考え得る限りの最高の状態で(この要求は最も贅沢な状態を考えて欲しい。旧式のパソコンであっても臨場感のある自然な「朗読」がしっかり聴こえるシステムだ。機械音声みたようなのとか、ブツブツ切れるのははだめだ)、ネット上に無料で流すにはどうすれば一番、いいのだろう? どなたか、僕にお教え頂きたい。急がない。抜群の教え子が僕には一杯いるから――きっと、待ってるぜ。