ブログ120000アクセス記念 堀辰雄 聖家族 限定初版本バーチャル復刻版
本日の正午過ぎに『芥川龍之介 李賀』の検索フレーズでアクセスした、あなたへ。あなたが120000人目の僕へのアクセス者でした。たいした情報もなくお茶も差し上げられませんでしたが、せめて「君の瞳に乾杯!」 ――ブログ120000アクセス記念(2006年5月18日のニフティのアクセス解析開始以来)として、江川書房昭和7(1932)年刊行の堀辰雄「聖家族」限定版の〈限定初版本バーチャル復刻版〉を「やぶちゃんの電子テクスト:小説・評論・随筆篇」に公開した。
言わずもがな、ここで死んだ九鬼は芥川龍之介、主人公河野扁理は堀辰雄自身、細木夫人は芥川の“越し人”片山廣子であり、そして、その細木の娘絹子は、恋多き宗瑛(片山總子)である。
本限定本の装丁は堀自らによるもの。誠に洒落たものである。
僕はもう老眼のためにブラウザのサイズを「大」にしているし、僕のHPの活字が大きく太字なのも、何より自分のような老眼の方を念頭に置いて作っているからで――だけど、やってみると、このページはサイズ「中」でしっくりくることが判明した(ルビ位置が美しく中央に来る)。「大」や「小」の方、お試しを(職場で、共有パソコンのブラウザのサイズが「小」にされていると、如何にもムカツく今日此頃)。
どう? しんきくさい僕のHPの中では、ちょっと、お洒落、じゃあ、ない?
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