ペギラ
【AP電 2008年10月22日9:30】
ロシア政府は、セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島の北極第33観測所からの報告として、米ロ軍事境界線近くの自国領土(とロシアが主張する)内の大型氷塊上に於いて、昭和41年(1966年)4月3日に日本で、所謂、“Tokyo ice”(東京氷河期現象)を発生せしめた巨大猛禽類ペギラ(学名・Pegira antisabu,NOMURA 1963)の遺骸を発見したと報じた。報告書によると遺体はオゾン・ホール直下に位置する大氷山の一角にあり、ペギラの遺体は紫外線によって激しく糜爛しており、凄惨を極めたが、完全個体として収容したと伝えた。なお、米軍は即座に、氷山は以前にアラスカ沿岸の領海内にあったものが、温暖化現象によってロシア領内に浮遊したものに過ぎないとし、所有権の請求をロシア政府に求めている模様。
・フイ・ヤン氏(軍事アナリスト)の談話
ペンタゴンは低温域での強い活性と機動力を示す生物個体としてのペギラに以前から着目し、その遺骸を永く秘密裡に探索してきていた。紫外線による損傷はあるものの、これでペギラのDNA復元による対ロシア戦生物兵器としての軍事転用のチャンスを完全に失ったと言ってよい。現在のロシアの遺伝子工学は未知数なものの、極東の軍事バランスには脅威と言える。