夜店 尾形亀之助
ぱつと電燈を一つつるして一軒の店がある
電燈を一つづつつるして店がいくつも列んでゐる
どの店にもたつた一つの窓もない
*
(銅鑼8号 大正15(1926)年月不明)
*
これは先の「日本詩選集 一九二八年版」の昭和3(1928)年1月発行に所収したものに先行する違う一篇である。
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ぱつと電燈を一つつるして一軒の店がある
電燈を一つづつつるして店がいくつも列んでゐる
どの店にもたつた一つの窓もない
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(銅鑼8号 大正15(1926)年月不明)
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これは先の「日本詩選集 一九二八年版」の昭和3(1928)年1月発行に所収したものに先行する違う一篇である。