芥川龍之介筆漢詩「不見萬里道 唯見萬里天」 芥川龍之介句「木の枝の瓦にさはる暑さ哉」 萩原朔太郎揮毫「我れはもと虚無の鴉」
芥川龍之介筆漢詩「不見萬里道 唯見萬里天」及び芥川龍之介の句「木の枝の瓦にさはる暑さ哉」、萩原朔太郎揮毫「我れはもと虚無の鴉」の画像を心朽窩旧館の俳句・篇と小説・評論・随筆篇のトップページにサムネイル・リンクした。
勿論、実物ではない。色紙に複製されたものである。30年程前、三茶書房で、一枚700円程でバラで買ったもの(同一の会社の巧芸品と思われるが、「木の枝の」は他の二枚とは異なり、後ろに「巧藝画 不許複製」の文字が刻印されている)。複製ながら、30年経つと、相応の古色蒼然たるセピア色になっており、ほぼ原寸大であるが、補正に苦労した。筆の擦れがより強調されてしまった嫌いがあるが、龍之介と朔太郎の筆勢は十分に伝わってくる。