珍しく一首
わが口に
櫻の小枝(さえだ)
さし入れて
先の世にさへ
花見をぞせむ
唯至
*
こんな戯れ歌を珍しく考えながら――僕は過去に短歌を創った記憶が全くない――髪を染めて、帰ってみたら、片山廣子の「野に住みて」(第二書房・昭和29(1954)年刊)が届いていた。僕は少しばかり、廣子に恋しているのかも知れない――髪を染めてまで……
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わが口に
櫻の小枝(さえだ)
さし入れて
先の世にさへ
花見をぞせむ
唯至
*
こんな戯れ歌を珍しく考えながら――僕は過去に短歌を創った記憶が全くない――髪を染めて、帰ってみたら、片山廣子の「野に住みて」(第二書房・昭和29(1954)年刊)が届いていた。僕は少しばかり、廣子に恋しているのかも知れない――髪を染めてまで……