こよひまた夜ふけの窓に見てありぬ秋野に光る一つの燈火 廣子
こよひまた夜ふけの窓に見てありぬ秋野に光る一つの燈火(ひかり)
(昭和29(1954)年刊第二歌集『野に住みて』の「野に住みて(昭和十九年――二十二年)」の「かへり来て」より。)
廣子はよく彼女が狐になるというシチュエーションを示す――だからこれは狐火――鬼火――廣子は野中の僕のこの「鬼火」の家に住んでいる――
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こよひまた夜ふけの窓に見てありぬ秋野に光る一つの燈火(ひかり)
(昭和29(1954)年刊第二歌集『野に住みて』の「野に住みて(昭和十九年――二十二年)」の「かへり来て」より。)
廣子はよく彼女が狐になるというシチュエーションを示す――だからこれは狐火――鬼火――廣子は野中の僕のこの「鬼火」の家に住んでいる――