書簡に注を附すのはなかなか大変である
ということが分かった今日この頃である――
やっと芥川龍之介が北京に到着した。全53通(新全集の新資料により3通を追加した)の内、残すところ注釈十通余り。
当たり前のことながら、差出人と受取人が分かれば済むために、第三者である我々が読むと、そこら中で躓くこととなる。どうも作家や思想家の書簡を読むというのは、多分に窃視的で私は好まないのだが、それ以上に読解し難いという事実を再認識した。今暫く、御猶予あれ。
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