手ヲ食ハレル! (グロ注意!)
ノシャップ寒流水族館でドクター・フィッシュ!
このルー大柴的響きを伴ったキッチュな出逢いに乾杯!
食われている手は
はい、僕の手です!
○コイ目コイ科ラベオ亜科ガラ属ガラ・ルファGarra rufa
“Doctor fish”はガラ・ルファの通称で、何とこの名前は株式会社エコマネジメントの登録商標(!)である。トルコ南部・イラン・イラク・シリア北部・ヨルダン・レバノン周辺の西アジア地域の河川に分布。
全長10cm~14cm。自然界にあっては、幼魚は群れで生活するが、♂は成長すると縄張りを持つようになり、多少攻撃的な性質を帯びるようになる。通常は約20から25℃前後の水温を持つ河川や池沼に生息するが、37℃という高温域でも生息可能なため(普通の魚類は28℃が限界)、トルコなどでは温泉中にも見出せる(私も実際にトルコの保養地でセラピー用の温泉タブで実見した)。摂餌時には活発に動き回るが、普段は石などの上や岩陰に凝っとしていることが多い。雑食性で、珪藻・植物性プランクトン・動物性プランクトンを常食する。口吻部分が吸盤状になっており、岩石等に付着した藻類を舐め取るように摂餌したり、底性の微生物及び昆虫類の幼虫等のベントスを吸引する。卵生で水草や苔を産卵床として直径2~3㎜の卵を産む。孵化に要する期間は水温により異なるが、25℃前後の水温では概ね3~5日程で5㎜前後の稚魚に孵化する。寿命は約7年で、人の角質を舐め取る行動は警戒心の少ない生後2ヶ月から2年半程度迄と考えられる。近年、この習性が世界的に知られるようになり、アトピー性皮膚炎・乾癬等の皮膚病の治療効果が期待されて「ドクターフィッシュ」の通称で知られる。既にドイツでは本種による皮膚科治療に対して正式な医療行為として保険適用が認められてもいる。但し、ヒトの角質を食べる行動は高温の温泉水では餌となる生物があまり生息しないからと考えられており、通常の餌が豊富にある環境下ではこのような行動は殆んど見られないという(ということはノシャップ寒流水族館では飢えさせてるの?)。近年、日本でも皮膚病の治療効果が注目されており、一部の入浴施設等では「フィッシュ・セラピー」として、サービスが提供されており、温泉成分とは無関係に本邦の水道水の本種でもその皮膚治療効果があると、「ドクター・フィッシュ」を登録商標とする「株式会社エコマネジメント」のサイトの内には記載がある。
(以上はウィキペデイアの「ドクター・フィッシュ」及び「ドクター・フィッシュ」を登録商標とする「株式会社エコマネジメント」のサイトの記載を参照した)。
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