そんな世界が 村上昭夫
蛇が蛇だという理由で
嫌われなくなる時が来たらいいと思う
誰もが木の実や草を食べて
獅子や熊までが
人間と一緒になってうたえたらいいと思う
人間も美しい心のままに裸心になり
生殖と死を恥ずかしくなくおこなえる時が来たならいいと思う
*
この詩を
私の友と
その友の
昨年山で
亡くなった
母御前(ははごぜ)に捧げる――
« 『東京朝日新聞』大正3(1914)年6月8日(月曜日)掲載 夏目漱石作「心」「先生の遺書」第四十七回 | トップページ | 鎮魂に »
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蛇が蛇だという理由で
嫌われなくなる時が来たらいいと思う
誰もが木の実や草を食べて
獅子や熊までが
人間と一緒になってうたえたらいいと思う
人間も美しい心のままに裸心になり
生殖と死を恥ずかしくなくおこなえる時が来たならいいと思う
*
この詩を
私の友と
その友の
昨年山で
亡くなった
母御前(ははごぜ)に捧げる――
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