芥川龍之介 河童 やぶちゃん恣意的副題――どうかPrototype“Kappa”と讀んで下さい―― 附やぶちゃん注 (やぶちゃんによる芥川龍之介真原稿恣意的推定版)
芥川龍之介「河童」(やぶちゃんによる芥川龍之介真原稿恣意的推定版)(又は やぶちゃん恣意的副題――どうかPrototype“Kappa”と讀んで下さい――)を正字正仮名で「やぶちゃんの電子テクスト:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」に公開した。
このテクストは相応に力(リキ)が入った。久しぶりに、作業しながら、自分の中で落ちて行く眼からの鱗が、書斎の机の下に数センチも積もるのが見えた……相応にしんどい現実から暫し離れて……
……これは知られた晩年の名作「河童」とは同名異作の未完作であるからご注意あれ!
……しかし、僕はこれがあの名作「河童」とは違う、そのプロトタイプ「河童」であると信じて疑わないのである!
……更に、これは僕の考えた、現在、この地球上、何処にも存在しない、オリジナルな芥川龍之介の原稿推定版「河童」でもある点に、ご注意あれ!
本文自体は短いから、是非、今からすぐ、お読みあれ!
そうして――もう、分かって頂けたかも知れない――僕は勿論、あの後年の小説「河童」の――「やぶちゃん注」に取り掛かっているよ……