正字版片山廣子「新編 燈火節」による校訂終了
2007年月曜社刊の正字版の片山廣子「新編 燈火節」入手後、恣意的に正字に直してテクスト化し、「心朽窩旧館 やぶちゃんの電子テクスト集:小説・戯曲・評論・随筆・短歌篇」に公開済であった同作品集の中の9篇のうち、これによる校訂未了のものがあったが、総て、本日を以って完了した。
廣子に――これは素直に、今年最後の――愛をこめて――
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肋骨に罅が入っていると――咳をするのが怖ろしくコワイということが分かった――脇腹からエイリアンが飛び出して来るような激痛が走るから――である――
――「テレビ・チャンピオン」初登場の時代から熱烈なファンである大好きなさかなクンもそうだと思うが――僕は真面目に彼の助手になりたい。本気でだ!――僕から出て来た、ワラスボ(スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ワラスボ亜科ワラスボOdontamblyopus lacepedii)似のぎょぎょぎょの面のそいつを水槽で飼って「絵依里ちゃん」とか名前を付けて可愛がってみたい気もしないでもないのだが――
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