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2011/01/17

出て行こう

何が何でも出て行こう

僕は

「家出娘」になって

何が何でも出て行こう

――クォ・ヴァディス?――

僕は

あらゆる「在る」ことを呪いながら いや 拒みながら

それが 家出娘

確かな 家出娘

それに憧れる――

家を出るのは

娘=小娘=ノラ=女=少女=永遠に大人であることを拒絶しながら女である少女である/でしかない/であることが出来る

だから彼女だけに それは出来る――

少年は家出しない/出来ない

家出しても 放蕩息子は 所詮 惨めに帰還し父に縋りつくしかないのだ――

そして それは「家出」ではない――

少年は 所詮 父の前に懺悔する――

しかし 少女は 決して帰らない――

懺悔はしない――

する必要がないからだ――

僕は少年でない少女の気持ちが 今少し 分かったような気がする――

(気がするだけで それは 偽 に違いないのだが)

プエル・エテルヌスであること――それは実はやさしいことなのだ――

が――

女が女であることは――

少女が少女であることは――

とんでもない覚悟がいるのだ――

Iedemusume_2

――ワン・シーンを援用させてもらったが、本記載は残念ながら山下監督の映画「リアリズムの宿」とは全く無関係な僕の夢想のでィスクリプションであることを、ここに付言しておく――

――くるり+山下敦弘監督作品「リアリズムの宿」予告編――♪ 何が何でも出て行こう 家出娘 ♪――

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