山の仲間 又は 僕の憂鬱の完成
山の仲間と飲む――八ヶ岳の思い出――それで僕の憂鬱は完成するのだ――
……あの日……僕らは抜けるような山巓で遂に全部を踏破した山々を眺めていた……言葉少なに しかし それぞれの満ち足りた思いとともに……それを僕は忘れない――
あの日の一日目の赤岳や阿弥陀岳が見えるね……あの阿弥陀の登りは恐かったな、直英よ……
3日目の横岳から硫黄岳へ……このパノラマを僕らは歩いたのだ……僕の素敵な憂鬱に、乾杯!……
各人への追伸:
――プエル・エテルヌス悠理よ、写真、使わせてもらったぜ。そうそう、探検部、くれぐれも洞窟は気をつけな。『穴』は何にせよ、危険がアブナイよ!
――マイ・ウェイ・マイ・ロード・ショウゴ、ヘイ! ヤンキーに生き胆抜かれねえよう、アテンションしてな、大和魂は白雪姫を略奪するぐらいじゃなけりゃ、グッドじゃあ、ねえ!
――山での女房役たる結生(むすぶん)! 何時も君のコップで水を飲んでたな、俺は。昨日の「一勝地→真幸」というのは、切符が哲学してるなあ! 凄い! 君のことだから、当然これは実在するのだと踏んだ。やっぱり、あるある! 何と! これ両方とも同じ路線じゃあないか?! JR九州肥薩線( えびの高原線)だ。一勝地駅(熊本県球磨郡球磨村大字一勝地)と真幸駅(宮崎県えびの市内竪)――いやあ、凄い! 凄い!
――風狂人直英よ、今度、その彼女と三人で飲みたいもんだ! しっかり捉まえて、決して離してはいかんゾ! 俺は、そうして人生に失敗して、憂鬱を完成させることと、相成ったのだ!
――芸の広がりが人を成長させることを感じさせる真打タイゾウとシェイプアップしたイケメン・セッキーも――また、飲もう、というか、食おう!




