何が何でも
僕が何だか死にそうだって? それはお門違いというもんだぜ!……殺さないでくれ給え! 僕は何が何でも、あと一年は生きるんだ、生きずにはいられないね!……何故かって? 簡単さ! とある外国の作家の邦訳を電子テクストにし、原文と併記した上で、無知無謀なる掟破りのオリジナル注をつけたいからさ!……その翻訳者っていうのが、これまた、まるでマイナーな方でね、ネットでも図書館でも没年が分からなかった……先日、やっとこさっとこ、かつてそのターゲットの本を出版した、日本一有名な権威的書店に連絡をとって、失礼乍ら、とその方の没年の確認をとったところが、だ……オー! マイ・ゴッド! 著作権が切れるのは来年の1月1日だということが分かったんだわ……あと一年、何が何でも僕は生きる、という訳さ!……是が非でも、ね!……
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